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データ視覚化のデザイン

データ視覚化のデザイン(永田 ゆかり 著)

・データ視覚化(データビジュアライゼーション)
人間の視覚情報処理の特性を意識し、情報の伝達を行うものを指している。統計的指標だけでは把握できない表現がある。(平均と分布など)

・ダッシュボード
データを見て理解を促進させる視覚的表現(本書定義)

・認知的負荷を下げる
良いデータ可視化を考えるにあたり根底にあることはオーディエンスに負荷なく理解してもらうこと。

・データインクレシオ(Data Ink Ratio)
余分なものを省く概念。
データを表すために使われたインクの量 / 全体のインクの量

・ゲシュタルトの法則
近接、類洞、囲み、閉合、連続など

・グラフだけでなくテキストも効果に使う
的確なタイトルの明示、ラベル、フォントなど。重要なことは情報のコントロール。(フォントはArial, Century Gothic, Verdanaなど)

第1章 データ視覚化「キモのキモ」
 1-1 データ視覚化の目的
 1-2 視覚属性
 1-3 記憶を助ける
 1-4 データ視覚化における「色」の使い方
 1-5 データタイプ
 1-6 ユニバーサルデザインとしてのポリティカル・コレクトネス
 1-7 認知的負荷を下げる
第2章 これだけでグッとプロっぽくなるコツ
 2-1 色
 2-2 テキスト
 2-3 レイアウト
 2-4 罫線
第3章 目的に応じたチャートの選択
 3-1 ビジュアルアナリティクスのサイクル
 3-2 量を表す
 3-3 割合を表す
 3-4 流れを表す
 3-5 時間の推移
 3-6 分布を見る
 3-7 ランキング
 3-8 関係性を表す
 3-9 差を表す
 3-10 地理空間
第4章 事例で学ぶ -ダッシュボード作成過程思考キャプション-
 4-1 そもそも「ダッシュボード」とは何でしょう?
 4-2 作例01 世界時価総額ランキング -棒グラフの神秘-
 4-3 作例02 デジタルマーケティング-ペイドメディア-
 4-4 作例03 保険代理店エグゼクティブダッシュボード
 4-5 作例04 人事ダッシュボード
 4-6 作例05 ベンフォード分析
 4-7 作例06 経費アナリティクス
 4-8 作例07 モバイルデバイスでのYTD/YoYの理解
第5章 本当に組織に根付かせるために
 5-1 オーディエンスを意識する
 5-2 フィードバックの価値と重要性
 5-3 ダッシュボードの深層部分
 5-4 ビジネスの成長とともにダッシュボードも変化する
 5-5 データ活用:真の実践に必要な要素