記事2023.8.4　の続きです。
謎解きをしてみましょう。
容器にはたらく力を、「水圧」を使って考えていきます。
底面にはたらく力は、
15g力/㎠　×　100㎠　＝1500ｇ力＝1.5kg力　です。
次がポイントなのですが、容器の「上の壁」にも水圧が働いています。これを合計すると、1kg力になります。
（水圧を使った簡単な計算で出てきますが、ここでは省略します）
底面に働く下向きの力A（1.5kg力）ー上の壁に働く上向きの力B（1kg力）　＝0.5kg力
で、0.5ℓ　に働く水の重力0.5kg力に等しくなります。

つまり、「質量保存の法則」も「パスカルの原理」も両方とも正しい、が結論です。