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2023.10.1 理科 将来の日本の発電方法は? その3

記事2023.9.30 の続きです。

(風力発電を推す生徒の意見)
○風力発電を用いるのが良いと思う。再生可能エネルギーという長所があり、さらに風力発電機を海洋上に建てる、もしくは浮かべたら、騒音や振動はある程度緩和されると思う。また、海上ならば風も吹くし広さも十分にあり量も問題ないのではないか、と考えるから。

(地熱発電を推す生徒の意見)
○地熱発電中心で電力をまかなうのが良いと思います。
理由は、日本には火山や温泉がたくさんあるため、そこの近くに多く設置したらよいと考えたからです。そしてCO2や汚染物質を排出しないため、地球温暖化対策につながると考えたからです。

(先生の話)
 「将来の日本のあるべき発電方法について、どう思うか」この質問は、発電方法の授業で、ずっと投げかけてきました。2011年の原発事故以降、「やっぱり原発はやめるべきだ」という意見が強かったですが、だんだん抵抗が少なくなってきているなあ、と感じています。

 いずれの発電方法にも、メリットとデメリットがあります。政治的状況や自然状況、あるいは技術革新の流れの中で、その時どきで最も良い発電方法の組み合わせを探っていくのがベストだと思います。

 

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