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1人でふらっとマレーシアへ(航空券、ホテル、移動)

10月の3連休でリフレッシュ目的でマレーシアへ2泊4日の一人旅に行ってまいりました。
大学生の時に行ったフィリピン、去年のベトナム、今年のシンガポールと合わせて東南アジア4カ国目。そして今回は東南アジアで初の一人旅。特にずっと計画をしていた訳ではなく、3連休でどっか行きたいな〜、とスカイスキャナーで航空券を探している時に安かったのがマレーシアだったので、行くと決めたのは1週間前でした。誰かと行くのもいいけど、こうやって気分で急に決めて行動に移せるので一人旅は辞められないんですよね。
と、いう訳で忖度なしでマレーシア旅行の感想を述べていきたいと思います。


1.航空券


お馴染みの「スカイスキャナー」で取りました。ここ数年はこのサイトに非常にお世話になっております。
先述した通り、日程は決まっているものの、特に行く場所を決めていなかったので東京から「すべての場所」を指定して検索。そうすると以下の様に価格が安い順で航空券の一覧が表示されます。


今回、検索した際にクアラルンプール行きのベトナム航空の4万円台の航空券がヒットしたので、コスパを考えても良さそう!と思い、特段目的もなく、行く場所も決めていない状態で予約しました。
ちなみに、日によっては中国が6万円台だったり価格は変動するので、毎日チェックするのがオススメです。(にしても航空券がいつまで経っても高い)

ベトナム航空は公式サイトから事前に座席指定が可能ですが、如何せんHPの導線が分かりづらく、メールで問い合わせをした上でやり方を教えてもらい、出発日当日に帰りの便のみ座席指定をしました。(行きの便は出発当日の為指定不可、空港のチェックインカウンターで通路側希望の旨を伝えて発券してもらいました)
ちなみに、行程はこんな感じです。

◾️行き
成田→ハノイ
乗り継ぎ:1時間5分
ハノイ→クアラルンプール
◾️帰り
ハノイ→クアラルンプール
乗り継ぎ:2時間15分
クアラルンプール→成田

結論、乗り継ぎは1時間はやめといた方がいいです。
到着時間にもよるかもしれませんが、余裕を持つなら3時間はないとハノイ空港は厳しいと感じました。今まで経験した乗り継ぎの中でも言葉が悪くなってしまいますが、ゴミでした。
この後の移動編で色々と忖度なしで述べようと思います。何も考えず安らかな気持ちで過ごせるのは間違いなく直行便です。


2.ホテル

クアラルンプールはホテルがとにかく安い。五つ星ホテルのリッツカールトンが世界一安く泊まれるという事で有名でございます。今回の旅は後付けするとホテル目的と言っても過言ではありませんが、私が行く日程のリッツは2泊で1人約6万だったので、流石に断念…複数人で行くのであればめちゃくちゃ安いと思います。もし2人で泊まればあのリッツに2泊で3万は破格です。
世界でも有名な名だたる五つ星ホテルに安く泊まれるのですが、今回は2泊で約3.5万のシャングリラホテルに泊まる事にしました。
東京のシャングリラは3連休も相まってか、同じ日程で調べてみたら約36万で流石に椅子から転げ落ちそうになりました。
ちなみに、シャングリラ以外でよく聞く名前で安かったのはJWマリオット、ヒルトンあたりでした。その他シャングリラ系列のトレーダーズホテルや、諸々五つ星、四つ星ホテル、レジデンスホテルも安かったので、agodaをひたすら血眼で見まくってました。
フォーシーズンズ、Wホテル、セントレジスあたりは多分そこまで他国とも変わらない値段でした。石油が部屋から採掘されたら泊まってみようと思います。

ここからシャングリラのレポも忖度なしでしようと思います。「忖度なし」というワードをつける事で保険をかけているなんて、そそそそ、そんな事ないですからね

入り口から豪華絢爛
バスタブ付き!
申し分ない広さ

KL空港からGrabでホテルまで移動後、車から出た瞬間にドアマンの方にスーツケースを引いていただき、最初から流石五つ星…なんかこんな一般人に対して優しくしてくれて、気持ちくしてくれてありがとう…という気持ちになりました。
チェックインもサクッと終了し、先ほどのスーツケースはスタッフの方が部屋まで運んでくれました。朝食の時間は何時から?と聞いた時も優しくお答えいただき、笑顔が素敵で親切な方でした。早速マレーシアが好きになりそうです。去り際には日本語で「オヤスミナサイ」と言ってくれたのが可愛かった

若干の古さは感じるものの、部屋は清潔でスーツケースを余裕で広げる事もでき、申し分ない広さです。
しかもベッド横にUSBポートだけでなく、Type-Cポートもあるのは流石に最高だった。Apple Watchの充電ってType-Cポートだからいつもそれ用のプラグが必須で地味に面倒なんですよね…。そして変換プラグいらずで全世界共通で使える電源ってのも素晴らしすぎた…変換プラグを忘れて慌てて空港でBFタイプ(イギリスと同じやつ)を買う必要もなかったんだ…
あと割とどうでもいい情報ですが、TVでYouTubeも見れるので、朝の準備時の作業用BGMとして流せたのが地味にありがたかった。ログインしたらおすすめ動画にキヨやバキ童チャンネルや粗品が出てきたので、ちょっとこう、もうちょいなんかホテルの雰囲気に合わせて?!(?)とYouTubeのアルゴリズムに理不尽クレーマーかの如く空気を読んでくれと言いたくなりました。

ホテルではルームサービスと朝食ビュッフェをいただきました。逆張りかもしれませんが、個人的に微妙でした。

ナスが入った名前を忘れたイタリア料理

ルームサービスは24時間なので、ド深夜(1:30)に急になんか腹減ったな〜と思い、オーダー用のサイトから注文。まあ明日も歩くし、これくらいいいよな!と深夜に高カロリー食を食べるという背徳感を謎の言い聞かせで無理矢理カバー。
約30分経過後、スタッフの方が部屋までメニューを運び、到着。精算用のサインをしていざ実食!(支払いはチェックアウト時にまとめて払います)
ちっちゃい皿でくるかと思いきや、どちゃくそデカい器で来ました。これでおそらく日本円で約1000円くらい(うる覚え)トマトソースが濃いめでTHEイタリアンという感じの味でした。多分、夜食で食べるものではないです。

絶望的に注ぎ方が下手な皿たち


朝食ビュッフェはロビーと同じ階の「レモンザ・ガーデン」というレストランで食しました。朝食オプションを特段つけていなかったので、入口のスタッフに部屋番号を伝えた上で朝食をオプションで付けたい旨を伝えましたが、事前に部屋で予約&サインが必要との事…途中で何言ってるかよく分からなくなったので、とりあえずyeahを言っていたら何とかなりました。
結局、テーブルでサインさせて貰えたので部屋に戻る必要はありませんでしたが、朝食は事前にオプションとして付けるのが吉かと思われます。
メニューはかなり豊富で、マレーシアならではの料理だけでなく、中華やパンも沢山ありました。
が、しかし、あまり食べたいと思うものがなく……(間違いなく前日に夜食を食べたせい)とりあえずクロワッサンを食べれば何とかなると思い、食べてみたものの、うーーーーーんという何とも言えない気持ちになりました。謎の中華風味クロワッサンという感じで、口に合いませんでした。
お手頃な朝食とは言えないので、ローカルな食堂で食べた方がよかったかも…と正直思いました。あくまで個人的な感想なので、悪しからず。(保険)

と、食事面が個人的に合わなかったものの、中心部までのアクセスも◎、部屋も清潔で十分な広さと…総じて素晴らしいホテルでした!
入った瞬間にほわぁぁ〜〜〜んと華やかな香りがロビーに漂っております。マレーシアに来るのであれば、ぜひ五つ星ホテルで少し贅沢に過ごしてみるのがおすすめです!TOKYO NO HOTEL WA TAKASUGIRUZE!!!

3.移動

航空券パートでも述べましたが、往復ハノイ経由のベトナム航空の飛行機に乗りました。
行きのトランジットは1時間5分と遅延したら一発アウトなスケジュール。ギリギリでいつも生きていたいKAT-TUNムーブがここでも発揮されました。
座席は3-3-3配置で機体はボーイング787。モニター付きでございます。乗客は日本人率高めでした。三連休なので観光に行かれる方が多かったのかもしれません。私は1ミリでも遅れたらアウトだろうな…というソワソワした気持ちで着席しておりました。GWで経験した、ローマ→ロンドンのフライト(離陸直前でトラブル発覚し2時間以上遅延)が見事にTiger&horseとなっております。時間通りにゲートが開き、機内に着席できても離陸するまでは安心できません。
頼む…遅延はどうにか…と願っていながらも、なかなか出発せず、30分遅れで出発。
帳尻合わせができる遅延時間なので、到着は定刻通りでした。
ただ、ゲートまでバス移動という第1の試練が発生。着陸時、「LCCじゃないから機体からゲートに直に移動できるだろ〜」と余裕をぶっこいていたので、冷や汗を既に3Lくらいかいていました。
ゲート到着時は既に次の便の搭乗ゲートが開く時刻…セキュリティチェック、搭乗ゲートまでの移動を含めると超絶ギリギリのスケジュール。
とりあえず駆け足でトランスファーの方へ向かうも、入国審査で人がごった返し、間をぬって進まなければいけない状態。しかも、トランスファーの案内表示がない!「は??」と心の中で焦りながら、「トランスファーはどこ?」と近くにいたスタッフに聞くと、入国審査の人達の間をぬった先のエスカレーターをあがったところにあるとの事。そんで、ゲートの時刻を見せたらトランスファーのシールを胸に貼ってくれました。(これがあると待機列をすっ飛ばしてセキュリティチェックが可能)

なんとなく記念にパスポートケースに貼ってみた


ここ、本当に「transfer」とかそういうワードが入った案内看板もなくひっそりとエスカレーターがあるので、初見56しにも程があるだろ…と冷や汗を8Lかきました。ここまで案内が不親切な空港、本当に初めて見ました。
そして、エスカレーターを上がるとセキュリティチェックの列でまた人がごった返しておりました。ここ、ハノイ空港のオペレーションがクソだなと思ったのが、トランスファー用のセキュリティチェックかと思いきや、ハノイ出国組も合流するゴミ仕様。トランスファー組が既に並んでいる列に、出国組が横入りするなんて事もありました。列整備のスタッフもいないから、とにかくカオス。待機列に並んでいると確実に搭乗に間に合わない為、シールをスタッフに見せて、列をすっ飛ばしてチェックをして貰う事が叶いました。
ゲートは既に開いているはずなので、「私はミッションインポッシブルのイーサン・ハントだ」と自分に言い聞かせながら駆け足で向かったのですが、ゲートはびっくりするくらい、全く開いておりませんでした。

ズッコケました

イーサン・ハントの気分でゲートまで疾走した為、少し休める時間ができた(?)のはある意味ラッキーでした。数分後には結局ゲートが開いたので、やっぱり列をすっ飛ばさずイーサン・ハントにならなかったら間に合わなかったかもしれません。しかも定刻にも関わらずこのドタバタ具合…ハノイでの1時間乗り継ぎはリスキーで全くオススメしません。遅延したら1発アウトです。金に余裕があるなら、改めてクアラルンプールには直行便で行くのがベターだと思います。

クアラルンプール空港到着後は荷物を受け取り、ATMで現地通貨を引き出し。レートが著しく悪いので、空港の両替カウンターで現金を替えるのはオススメしません。最近は専ら現地のATMで引き出す事が多いです。(海外キャッシング可能なクレジットカードが必要)
マレーシアもクレカでほぼ支払いは賄えるので、念の為の交通費とナイトマーケットの食費として200リンギット(日本円約6,000円)を引き出しました。

空港からホテルには配車アプリのGrabを使用し、移動。途中で渋滞にハマりつつも、1時間半程で到着しました。今回、移動はクアラルンプール→マラッカの高速バスと帰りの市内→空港の高速鉄道以外は全てGrabを使用しました。
移動の時間を如何に短縮するか、は時間の限られた旅での私の中の鉄則なので、クアラルンプールでもマラッカでもとにもかくにも使いまくりました。(日本円でトータル1万くらい)

履歴の一部


待機場所までの到着に時間がかかったり、スケジュール変更が発生した際は到着までにキャンセルをすれば、手数料もかからずキャンセルする事ができます。逆に、ドライバーからキャンセルされる事もあるので、その場合はまた配車すれば大抵別の車が見つかります。
距離によって金額が決まっており、ぼったくられる心配もありません。
配車アプリの存在で、海外での移動のハードルがグッと下がりました。

また、KL→マラッカまではTBSバスターミナルという都市間の高速バスが行き交うターミナルまで行き、高速バスに乗車いたしました。
BusOnlineTicket.comというサイトから事前に往復分を予約。購入時に往路便は有料オプションでQRコードチケットとして発券可なので、こちらを選択しました。

電光掲示板に便が表示されます
売店に売ってたおじさんのティッシュ
早朝から人人人

購入時のチケットにゲート番号が表示されているので、QRコードをかざしてゲートに入場。出発30分前くらいでも中に入れました。バスは出発10分前くらいに乗り場にやってくるので、スタッフの案内開始後、チケットを見せて乗車します。マレー語なので何を言っているか一切分かりませんが、電光掲示板があるので、そこで自分が乗る予定のバスが来るかはすぐに分かります。
念の為、スタッフの方にも「マラッカ行きはこれから来るんですか?」と聞いたら英語で「これから来るよ」と答えてくれたので、ここでも英語が通じる…!と感動しました。
KLからマラッカのバスターミナルまでは約2時間で到着。マラッカのバスターミナルは中心部から少し離れている場所にあるので、ここでもGrabを利用。途中、通りがかったマレー系のタクシーの運ちゃんに挨拶したら「君、中国人?」と聞かれて「いや、日本人」と答えたら乙女の様なキラキラした顔で「日本人?!日本大好きだよ〜!」と話してくれました。「でも君、中国人にしか見えんわw」と去り際に言われたので、中国人観光客が多い場所なんだろうな〜と思いました。(適当)

と、長くなりましたが航空券、ホテル、移動はこのような感じです。
次は行った場所と食事にスポットを当てて忖度無しで記事を書きたいと思います。

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