あの時と比べれば

何事も、「あの時と比べれば」と思うと何でも頑張れました。

小学生の時、お盆とお正月以外は毎日遅くまで厳しい部活動に励んでいました。
体力的にも精神的にもめちゃくちゃ辛い毎日でした。
小学生だったので、辞めるという発想はなく、ただひたすら耐えていました。
お陰で全国一位を獲るという経験ができ、その後の人生に良い影響を与えてくれました。

中学生になって入った部活は人数が多すぎて、
先生と先輩方は、できるだけ辞めさせようとめちゃくちゃ厳しい練習メニューを1年生に与えていました。
入って半年はコートに立てず、ランニング等の基礎体力作りのみ。
毎日、「小学生の時のあの厳しい練習に比べれば」と自分に言い聞かせることで、頑張ることができ、最終的には未経験者にとっては狭き門のレギュラーを勝ち取ることができました。

高校受験でも、「小学生の時のあの厳しい練習に比べれば」と、今振り返れば人生で1番頑張ったのではないかと思うくらい、頑張ることができました。
お陰で、担任の先生には無理だからやめなさいと何度も言われた高校に入ることができました。


この「あの時と比べれば」は成功例の話。


もう一つ、「あの時と比べれば」と思う時があります。
「モラハラに耐えていたあの時に比べれば」です。

なんだかんだ10年間もモラハラ男性と離れる事ができず、耐えながら付き合い続けていました。
しかし、子供ができたことがきっかけて、別れる決意をし、
今は別れて普通の素晴らしい日々を送っています。

普通の日々ですが、1人で子供を育てているので大変だなと思う時があります。
子供との時間を大切にしたいけど、稼がなきゃいけない。
仕事以外、24時間ずっと子供と一緒で体力が持たない。
自分のことなんて何もできない。

でも、「モラハラに耐えていたあの時に比べれば」と思うと、
体がきついくらいいいや。
自分のことなんて別にいいや。(←これが良いか悪いかは分かりませんが…)
などなど、子育てに関して結構悩まずに頑張れるし耐えられます。仕事や人間関係もかな。
(パワハラ的な人間関係は耐えられませんでしたが。)

子供は一人一人違うので、親の悩み事も深さも千差万別ですが、
結構酷いイヤイヤ期もそんなに辛くなく、かわいいもんだなと思ってました。
大変なんですけどね!!!でも、精神的には大丈夫という感じです。

モラハラに耐えていたお陰で、ノイローゼーになるくらい大変な育児ですが、そこまで精神が持っていかれることなく、楽しくできています。


「モラハラに耐えていたあの時に比べれば」なんてスローガン。
良いんだか悪いんだか、色んなものと引き換えではありますが、
おかげさまで楽しく子育てができています♪

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