2005年冬に、私は修学旅行で北海道へ向かった。さっぽろ雪まつりを観覧し、スキーをした。3月1日に、17歳になった。この頃、新規参入球団の東北楽天ゴールデンイーグルスが話題になっていた。5月には、愛・地球博を観覧した。夏には、「がんばっていきまっしょい」という高校のボート部に関するドラマを視聴した。当時男子校で青春とは縁のなかった私は、男女の触れ合いにドキドキしながら見た。8月には、西伊豆へ向かった。1995年に放送された「愛していると言ってくれ」の最終回の撮影が行われた黄金崎や、2004年に放送された「世界の中心で、愛をさけぶ」のテレビドラマの撮影が行われた松崎などへ行った。土肥港からはエスパルスドリームフェリーで駿河湾で進み、清水港まで乗った。周りのその後、結局中学生の時の経験で嫌になった受験勉強を、やることになった。翌年冬には大学入試に臨んだ。合格はした。しかし、「なんであんなに意味もなく、勉強をしていたのだろう。」と今は思うのである。