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個の限界を感じたあの日

こんにちは。福永祐作と申します。
現在は株式会社Armory代表取締役と
起業家育成高等学院の学院長を務めています。

ざっくり経歴を話すと、15年くらいサッカーを
やっていて怪我で挫折。その後ビジネスに
興味を持って大学3年生の終わりに学生起業しました。

株式会社Armoryの前身となる事業を
東京でやっていました。

株式会社Armoryは武器を与えるというテーマで
若者が社会で挑戦するための武器を一緒に
創り上げていく会社です。

経験や知識、スキル、実績、仲間、、、
若者が挑戦するためには様々な武器が必要です。

当時の僕は最低限サッカーで通用する武器は
ありましたが、ビジネスで通用する武器はなかった。

わからないなりにもがいて、ビジネスモデルを
考えて、わからないなりにターゲットを決めて
わからないなりに組織も作りました。

その経験をしている中で
僕は「組織風」の何かを創り上げました。

プロジェクトベースでの事業で規模は100人近くまで。
巻き込める人は巻き込めるだけ巻き込みました。

その時感じたのは組織の拡大と比例して
「孤独」も大きくなっていました。

自分の見ている世界をほとんどのメンバーと
共有することができていなかったからです。

はじめて作った組織なのでやりながら組織論を
勉強して挑戦しましたが、うまくはいかなかった。

組織に人を巻き込むポイントが「自分」だったからです。

というのも、人が会社やプロジェクト等に所属する理由は
理念・ビジョン、スキル・成長、ネームバリューがある。
細分化するともうちょいありますが、一旦これだけで。

僕の場合はスキル・成長で巻き込んでいました。
自分とおったら成長できるとか、そんな感じで
色んな人を巻き込んだり紹介してもらっていました。

どこを目指しているんだろう?

ある程度組織の規模が大きくなったときに感じたこと。
色々な価値観の人がいすぎて自分たちの組織が何を
目指していてなぜ頑張っているのかがわからなり始めた。

ただ、その巻き込み方はうまくいき始めたので
どんどん組織が大きくなる。でも、自分が何者か
わからなくなる。そんな負のスパイラルでした。

「あ、おれの限界ここか」

わからないなりに挑戦した結果、その壁にぶつかりました。
再構築も何度も検討しましたが自分の組織を
客観的に見ることもできずにうまくは行かず。

そんなこんなで行き着いた答えは
「作った組織から自分がいなくなること」でした。

とても悔しかった。起業を志した一番の理由は
心の底から一緒に挑戦する仲間を作るため。

自分の力のなさでそれができずに作ったものから
離れなければならなかったのはきつかった。

挑戦できない環境をできる環境へ

これが僕の理念でもあり株式会社Armoryの理念。
まだ輪郭しか見えていなかったけどこの理念には
本気で向き合いたかった。

だから、ポジティブに考えて
なんでうまく行かなかったんだろう?
うまく行かなかった理由がわかってラッキー。

そう心に言い聞かせて新たな挑戦をしました。

理念

僕が組織を作る上で一番重要だと思うのが理念です。
そして、哲学、文化。それに紐づく価値観。

結局、自分たちの成し遂げたい世界観を明確にして
挑戦し続けるしかない。

特に僕らのようなカネなし、コネなし、経験なし
実績なし。一見積んでると思われる若者たちが
手を取り合って挑戦する環境を作りたい。

僕はその価値観にたどり着きました。

それを実現する最高の仲間が必要。
個々が強くなって一つの集合体になる。

どんなに頑張ってもLv.100にしかならない
自分の限界をLv.1000にも10000にも増やせる
チートやん。と思ったのが組織の可能性です。

だからこそ、僕はArmoryという組織に全力で向き合う。
社会に対しても全力で向き合う。

たとえ今は少数派だったとしても自分たちで
決めた道だから本気で挑戦する。

きっとこの過程の中で、僕の想像する最高の仲間が
みつかるんだろうなーと妄想しながら日々挑戦している。

明確な日付は覚えていないけど、個に限界を感じた
4年前くらいのあの日。ターニングポイント。

その気付きから逃げなかったから今のArmoryがある。
過去の自分に感謝しようと思う。

何が伝えたかったかと言うと、どんな人にも
壁があって本気で挑戦して乗り越えている。

しんどいかもしれないけどそんなときは
仲間と手を取り合って挑戦しよう。

ビジョンを実現するために。

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