異世界と繋がる

クレヨン王国の12ヶ月というお話を知ってるだろうか。

私が小学生の頃、大好きで大好きで何度も読み直した1さつ。

先日、知人と電話した時に小さい頃好きだった童話の話になり、その知人もクレヨン王国を知っていると言うことでかなり盛り上がった。とはいえ、細かなあらすじは忘れてしまっていたので、改めて読んでみることにした。

読んでいると、ああそうだったそうだったと、思い出してきた。感じ方は小学生の時と多少違いはあるものの、当時読んだ時のあのわくわく感は、20代後半の今読んでも変わらないことに気づいた。

クレヨン王国にも通じるが、私は冒険をするようなわくわくする話が昔から好きだった。

日本から飛行機でアメリカに行きましたと言うような話はどうもわくわくしない。

それよりももっと非現実的な話にわくわくしてしまう。ありえないのにふしぎである。

絵本で言うなら押し入れの冒険。押し入れの中にトンネルができて異世界に行く感じが、想像していて楽しかった。

文学的なところでいえば、銀河鉄道の夜。草原に銀河鉄道が降りてきて宇宙旅行に行くあの場面を何度も読んだ。

ハリーポッター。特に好きなのは秘密の部屋。煙突飛行で致命を言い間違えて、違う街に連れてかれてしまうところをはらはらしながら読んだ。あとはトイレの水道が変化して秘密の部屋の入り口が出てくるところとか。


こうして書いていると、私は、異世界に繋がったり異世界に連れてかれる話が好きなようである(笑)

自分の好きなタイプの物語の本質を知って、ふと気づいたことがある。

私の実生活そのものかもしれない。

ありがたいことに、私の周りにはすてきな友人がたくさんいる。その友人たちとの出会いを思い出すと、今関わっている8割ほどの友人は意外なところで繋がって仲良くなったように思う。昨今はとくにオンラインでのコミュニケーションが増えたので、オンライン上で知り合って仲良くなった人が多い。

スカイプの会議通話で繋いでもらって仲良くなったパターン。

オンラインのイベントにおもいきって申し込んだことがきっかけで関わりが持てた人。

共通の友人に繋いでもらったパターン。

おもしろいところでいえば、駅でぶつかって、向こうが先に私のことに気づいて、後ほどツイキャスで再開してカラオケ行くまでの仲になったパターン。

本で知って、この人と話してみたい!って思ってたら、ひょんなきっかけで知り合うことができて、お泊まりに行かせてもらうほどの関係になった人もいる。

ふしぎだけれど、やはり心の本質は通じ合っているんだなーと感じた。

#小説 #ファンタジー #クレヨン王国 #ハリーポッター #繋がる #異世界 #わくわく

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