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こんにちは。
今日は、東洋医学を理解する上でとても大事な「色体表」についてご紹介しますね^^

「色体表」というものを聞いたことはありますか?
東洋医学の本には必ずと言っていいほど記載されている、このような表です。


色体表

五行については以前、下の記事でご紹介しましたが、
自然界のあらゆるものは木・火・土・金・水の5つの要素から成り立っている
という考え方のことです。

そして今日ご紹介する色体表は、この五行の中でも臓器、つまり五臓を中心としてまとめたもので、自分の身体の状態を知ったり、不調を改善させるためのヒントを得るのに有用なものです。

例えば、こちらの記事で目は肝と関係があるとお伝えしました。

そこで上の色体表を見てみると・・、
五行の「木」の要素の行を見ていただくと、
木に対応する臓器は「肝」であり、さらにそれが支配する感覚器(五官)は「目」であるということが読み取れるかと思います。
それなので、目に異常があるときには肝の不調を疑うことができます。

また、そのまま「木」の要素の行を見ていくと、五臓の変調が現れる部位(五華)として「爪」とありますが、肝が不調になると爪が割れやすかったり、変形したりすることがあります。それなので、爪の様子がいつもと違うときには、肝の不調を疑うことができます。

他には、表の1番右側の「水」の要素を見ていくと、五臓の変調があらわれる部位に「髪」とあります。それなので、白髪や脱毛といった髪のトラブルがでてきた場合には、腎の不調を疑うことができる。

このように色体表を活用することで、自分の身体の不調がどのようなことを意味しているのか?を五行の視点から知ることができます。

上の色体表の図では、その中の一部をご紹介しましたが、他にもまだ沢山の項目があり、自分の身体の状態を知ったり、それを改善・ケアするためにはどのようにしたらいいのか?その方法を考える上で大いに役立ちます。

ぜひ、色体表を理解することで自分の身体からのサインに気付き、適切なケアをしていけるようになりましょうね^^


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