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自分自身を上書きしていく

一昨年、アメリカで手にした「感情のホイール(円盤型リスト)」をがんばって訳して、日本語バージョンを作ってみた。

なんとなく不安を感じている人にとって助けになるツールだと私は思っているので(私自身も含めて)、このことについてこまめに発していきたい。

2014年から2年間通ったグリーフケア講座の学びの中で、8人一組でのグループワークがあった。

自分自身が感じていることを言葉にして、それをグループ内で互いに聞き合うものだったが、グループで話をしあえること、聞いてもらえることの心地よさも感じつつ、それ以上に感情を言葉にすることの難しさを覚えた。


感情事典の存在も本屋で見つけたが、もっと違う形であるといい。探していたところに見つけたのが、このホイールだった。やっと見つけたと思った。


このホイールは、エッセンシャル・エモーションズという本が元になってできている。


エッセンシャルエモーションズという本は、感情に対応した精油の意味に始まり、その感情がある時にあらわれる体の反応のことなども記載されている。

すべて英語なのでなかなか読み進まないが、手元にあるだけでうれしくなる本だ。

ホイールの日本語版を作り、実際そのホイールを使って「今の自分」について言葉にしてみる会を開催している。

今の自分が何を感じているのか、知ることが大切だと私は考えている。
自分をただ見つめること。

私はよく自分を「天体」ということばでいいあわらすことがある。

自分という天体場で何が起こっているのか。

今、ここで雨が降っているみたい、
このあたりでは前線が通過中、
嵐が起こってる、
地震発生・・・などなど

自分の身体も地球という星のようだと感じている。

その自分という星を、宇宙飛行士となって飛び出して眺めるように、感じ、知り、理解すること。

たとえば恐いと感じているのなら、
何が怖いのか?
どう怖がっているのか?
何を求めているのか?

理解することで「怖い」と感じていたことが、怖いものではなくなる。

怖いと感じているその感情にわけいっていくと、本当に望んでいるものも見える。

自分自身に対して「こんな」とか「どうせ」と捉えていたその言葉を、あたらしく上書きしていく。

そして、香りに働いてもらえるところが何より心強い。

かおりは本能の脳にダイレクトに作用してくれる。

私からできることは伴走。
あと、道先へ灯りを掲げること。

自分を見つけるのはその人自身。天体を探索するように、自分を知っていく。

そのための羅針盤として感情のホイールを使っていこうと思う。

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基本的にはオンラインでの開催だけれど、試したことがない方へも実際に香りを使っていきたいので、うちで集えるようにしていこうと考えている。グループセッションと個人セッションと。

どのように伝えていけるか、またアイデア浮かぶかなと思って、ひとまず書き出してみた。

あなたの清きサポートでますますがんばれます٩( 'ω' )و サポートしてくださった分で見聞を得て、またおかえししていきます。