心と一致した言葉を話す
自分にとってのちょっとしたチャレンジがあったので備忘録としてしたためたいと思います。
自分の心と一致した言葉を話す
それをやってみてどうだったかのふりかえりです。
自分の体のことなのに
もう3年も経過観察している病気があります。
きっかけは、喘息のような激しい咳だったのですがアレルギー性の免疫系のトラブルで、治療はステロイドの服用。
おかげさまで、発症時以来症状は出ておらず、定期的な血液検査をもとに薬の量を調整しての様子見が続いている状態です。
ステロイドの服用。
初めは落ち着けば飲まなくて済むと思っていたのが、先生の判断は、「安定を保つための薬の服用は必然」
検査で数値が正常値内で、大きな増減がなくても量をなかなか減らしてもらえず、「このままずっと飲み続けなくてはいけないのか」と不安がどんどん増すばかり。
検査の数値だけでなく、自身の体調の感覚、もともとの体質を考慮しながら、減薬をしていきたいと何度も話したのですが、嚙み合わず、お互い気まずい空気になることもしばしば。
薬のこともそうですが、「聞いてもらえない」という不信感が一番辛かったです。
診察のたびにすごく緊張して、自分の体のことなのに、自分の納得のいく治療を受けてないことはこの病気をおこしている根本的なことを阻害している気がしてなりませんでした。
だから、今度こそちゃんと気持ちを伝えようと決めました。
「ほかの意見も聞いてみたいので転院したいのですが」
「ああ、いいと思いますよ。納得するのが一番ですから」
それを聞いた瞬間、もう、本当にびっくりで、情報の処理がちょっと追いつかなかったくらい。
ものすごい覚悟で口に出した心の言葉は、予想をはるかに超えるかたちでキャッチされ、転院先の病院を紹介してくれただけでなく、予約まで手配してくれたのです。
「転院先で診てもらって、またこちらに戻ったほうがよければどちらでも大丈夫です」と、もろもろの段取りを済ませ送り出してくれました。
何がそんなに怖かった?
その一言を言うのに3年もかかってしまったのは、何がそんなに怖かったのだろう?
気まずくなる
拒否される
受けとってもえない
そうなったときのショックがやっぱり怖かった。
そして、これは親との関係が原因だなあとあらためて思います。
子供のころ、家庭の空気が悪くなることは、自分の居場所がおびやかされることと直結してたから、自分を守るために身につけた「察知する力」は、今はもう過剰でしかないとだいぶ前から気づいていたのです。
だから、これを手放すために起こったことだとはっきりと分かりました。
なぜ今回は言えたのか?
これまでも、同じようなテーマの出来事が何度となくあったのですが、今回はなぜ自分の気持ちを伝えることができたのか?
それは、話す目的を「分かってもらいたい」ではなく「気持ちをそのまま話す」ことのみに集中したから。
「言えたか」「言えなかったか」という自分の問題だけで、相手の反応はこういってはなんですが全く関係ない、それは相手の問題だと境界線を引いたのです。
そう自分で決めたのが大きかった気がします。
あと、具体的なことで言えば、病気をきっかけに自分の体を見直す習慣を身につけたこと。
お風呂にゆっくりつかる
ピラティスを週1回
朝同じ時間に起きる
遅い時間に食べない
グルテンを控える
夕方はカフェインフリーで
どれかひとつがすごい効果をあげているというよりは、「体にやさしいのは?」という基準で意識した小さなことばかり。
その結果、体がしっかりした土台となって、チャレンジする気力を支えてくれたのではないか、と。
というのも、病院に行く日にちを少し先延ばしにすることもできて、実際前日の夜は気が重く、「やっぱり来週にしよう」と思っていたのです。
でも、いつもの時間にいつものように朝起きたら、「やっぱり行ける」となり、結果はご覧の通り。
そして、日常でも、ここ一番でもサポートしてくれるアロマは、ラベンダーとカラマツをブレンド。落ち着きと軸を感じる香りをアロマシールに落として身につけました。
おろしたてのニットを着てお化粧もきちんとし、身だしなみを整える。
内側と外側を丁寧に扱うことで、「自分」をしっかり感じられました。
勇気をくれた言葉たち
病院の待合室で、「われながら脈がはやいなあ~」と笑ってしまったのですが、そんなときこの日この時のタイミングで勇気をくれたのがこちらの3つ。
ファンのフランチェスカさんのnoteもタイムリーな内容でした。
同日の夜の勉強会でピックアップしたのは、「真実を語る」がテーマの第5チャクラ。
偶然放送していたアンパンマン。先日のコテンラジオ「やなせたかし編」が沁みたばかり。
言葉は時にしんどいけど、救ってくれるのもまた言葉。
「これは思い込みではないか?」という問いをたてることを教えてもらった経験でもありました。
引き続き自分観察を続けたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?