つわりより辛い、マタニティブルー
昨日の夜、ダンさんに話したこと。
「わたし、なんでこんなに(お腹の赤ちゃんのこと)不安になってるか、わかった!」
「初期の流産は、自分ではどうにもできないことだから、対処しようがないっていうのが不安なんだと思う」
妊娠初期といわれる0週〜12週までの間に起こる可能性があるという「稽留流産」。
そのほとんどの原因は胎児側の先天性異常によるもので、母体側の行動や体質等に原因があるわけではないそうです。
つまり、起こってしまったとしても「仕方がない」ということ。
自分が妊娠するまで、全く知らなかったことです。
初期の妊婦さんの10〜15%が経験するそうで、わたしは『ママリ』というアプリの経験者のクチコミを見て知りました。
「胎嚢は見えたけどそれ以降赤ちゃんが育たなかった。」
「心拍の確認はできたけど、その後の健診で心臓が止まっていることがわかった。」
などのクチコミがありました。
わたしがさらに怖いと感じるのが、稽留流産にはほとんど自覚症状がないこと。
(中には、「ある日突然つわりがぱったりなくなったと思ったら流産していた」という人もいるそうです。)
「つわりが続いていたけど」「胸の張りがあったけど」「基礎体温は高いままだったけど」
そんなクチコミを見ると、もしかしてわたしも…とついつい考えてしまって病みます。
あんまり見ちゃいけないと思いつつ、ふとした時になぜか見てしまう…
「自分にはどうにもできない」
「症状がないから自分で気づくことができない」
この不安定要素のダブルパンチにより、わたしのマタニティブルーがよりいっそう悪化していることがわかりました。
(自己分析により)
心拍が確認できると起こる確率が3%くらいまで下がるとのことで、一度心拍確認して少しは安心したけど、不安感を100%拭うことはできず。
9週目くらいはホルモンの影響で特にマタニティブルーになりやすい時期らしいので、それもあると思いますが。
ダンさんにそれを話すことで、「なるほどね」って言ってほしかったのですが…
「自分でどうにもできないことなら、僕は全然気にしないけどね!!」と半分笑いながら言われてしまって、わたしの感情が爆発して泣いてしまいました。
ダンさんは心配して「みな子さんが大変なのはわかってるよ。」と優しくなぐさめてくれたので、
「お腹の赤ちゃんも頑張ってるのにこんなこと言っちゃいけないのはわかってるけど、どうしても24時間考えちゃうから、もう疲れたよ」と泣きながら今の気持ちを話しました。
「そうだよね。なるべく家のことは僕がやるから、家ではリラックスして過ごしていいから」と言ってくれました。
でも、わたしにはもうひとつ不安があったのです。
「こんなに家のこととかも全部やってもらってるのに、もしものことがあったら、ダンさんにも申し訳ないって思っちゃう。」
それを聞いたダンさんは、
「赤ちゃんのことももちろん大事だけど、一番大事なのはみな子さんだよ。」
「だからみな子さんが少しでも安心して過ごせるように僕ができることをしてるだけだから」
「そこは勘違いしちゃダメだよ。」
「そんなことで怒ったり落ち込んだり絶対しないから。」
と言ってくれました。
そんなふうに言ってくれると思わなかったので、とっても嬉しかったです。
そうは言っても、もしもの時わたしは完全に割り切ることなんてできないし、まだまだ不安と闘い続けることになるとは思いますが、ダンさんに話を聞いてもらって、少し心が楽になりました。
わたしの場合は、つわりよりもマタニティブルーのほうが断然しんどいです。
とりあえずはやく12週を超えたい。
優しいダンさんのためにも、お腹の赤ちゃんのためにも、強い気持ちを持って頑張るぞ〜!!
それではまた。
みな子
※稽留流産については、ネットのクチコミ等をもとに個人で勝手に書いているので、詳しくは医師等にお問い合わせください。
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