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解呪の体感 4

解呪の体感1~3で、家系にかけられた呪詛を解いたことを書いているけれど、今回の記事は血筋にかけられた呪詛を解いた際の体感のお話(実際にはまだ解いている最中)。

「その名は蚩尤 1」で書き途中なのだけれど、祖母の血筋が中国の少数民族で、その血筋にかけられていた呪詛が蚩尤(しゆう)の呪詛と降頭術だった。蟲毒を疑っていたけれど、それは違ったらしい(降頭術には蟲毒と似たようなものもあるらしいけれど)。

解呪の体感1~3で書いたように、日本の呪術を解いたときには、「あ、解けたな」という感覚が明確にあったのだけれど、中国の呪詛に関しては体感の感じがちょっと違う。あくまで個人的な感覚だし、数多くある呪詛を一括りにして語ることはできないのだけれど。

今回、呪詛を解くにあたって連続祈祷をお願いした。
その連続祈祷の最終日、夢をいくつか見た。

列車が空から川に墜落して生存者ゼロという夢。
私は橋の上にいて、列車が空から落ちてくるのをただ見ていた。
飛行機じゃなくて列車なのが謎なのだけれど。

次に見たのは食べ終わったガムが布団にへばり付いていて、私がそれをはがしている夢。

最期に見たのは、大きな家でのパーティーだった。
そこで私は何かを探していた。随分と横柄で我儘な女の子が出てきて、私のネックレスを自分のものだと言って奪おうとする夢だった。
結局阻止して奪われることはなかったのだが、目が覚めた時は何とも言えない不快感に襲われた。

単なる夢という感じもしなくて、夢のメッセージを紐解こうとしてみたのだけれど、ネットで調べてみてもイマイチしっくりくるものがない。

デトックスで夢を見ることもあるので、それかな?と思った時に、連続祈祷の最終日だったことに思い至った。
その時、ふっと体が軽くなるような感じがして、これだったのかと答えに辿り着いた気がした。

デトックスに近い夢だったのだと思う。
日本の呪詛を解いたときには、体を覆うように張り巡らされたグリッドがはずれ、清々しさや爽快感を伴っていたのだけど、今回の中国の呪詛は、体の中に入り込んでるものに対して、ジワジワと効いてるような感じだ。
呪詛自体も、体を覆うようなグリッドではなくて、血の中に(DNAの中?)鎖のような何かが張り巡らされている体感があった。連続祈祷でそれが溶け出して体から排出されたような感じだろうか。

夢で出てきた横柄でわがままな女の子は、何代か前の先祖に呪詛をかけた人物(術師なのか依頼者なのかはわからないが)に思えてならなかった。

家系への呪詛の時とは違い、今回は先祖に呪詛をかけた理由までは探らなかった。先祖が完全に被害者なのか、何かに対して加害者だったからその報復で受けたものだったのか。いろんな理由が考えられるけれど、そもそも自分に中国の少数民族の血が入っていたことすら知らなかったので、そこまでは調べなくてもいいかなと思った。

ただ、なんとなくこれからも、この中国の少数民族(どの民族なのかは不明だけど)とは縁がありそうな感じはしている。



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