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業界再編!!東北・新潟地方に巨大医療機器ディーラー誕生

医療機器卸売(ディーラー)業界でビッグニュースが飛び込んで来ました。
新潟に本拠地を置くクロスウィルグループが東北地方で大きなシェアを持つ丸木医科器械を経営統合すると発表しました。
以前のコラム(医療機器ディーラーランキング)でも少しふれましたが、地元に根付いているいわゆる”地場ディーラー”の有力企業同士が結びついた大きなニュースとなりました。

気になる発表内容は?
yahooニュースに掲載された河北新報の内容を引用します。
2023/9/15(金) 18:00配信
■業界内の競争激化に対応 従業員313人の雇用は維持
仙台市太白区の医療用器械器具卸業の丸木医科器械は15日、同業で新潟県内最大手のクロスウィルグループ(新潟市)と9月末をめどに経営統合すると発表した。 丸木医科器械はグループ内の事業会社として存続し、規模のメリットなどを生かして商品の安定供給やサービス強化につなげる。
クロスウィルグループは2019年に新潟県内1、2位の医療用器械器具卸会社が経営統合して設立した持ち株会社。 今回の経営統合に伴い、丸木医科器械の佐藤英輔社長は10月1日付で、グループの代表取締役副社長に就任する。他に丸木側から3人がグループ会社役員に就く。
丸木の拠点や従業員313人の雇用は維持する。経営統合後は、グループ全体で従業員が1000人超となり、売上高は1000億円を超える規模になる。
丸木医科器械は1965年設立で、業界内では宮城県内有数の規模を誇る。東北大病院(青葉区)や仙台市立病院(太白区)など、福島を除く東北5県の病院に医療機器を販売し、クリニックの開業支援も手がける。2022年度の売上高は377億円だった。
一方、診療報酬の引き下げに伴う医療提供体制の合理化、医療技術の進化などで業界内は競争が激化。クロスウィルグループの中核にある新潟市の事業会社と業務提携していた丸木は、経営統合による物流・システムの効率化、営業体制の強化が顧客サービスの充実につながると判断した。
河北新報

業界3番手に浮上
上記の通り今回の経営統合で売上規模が1,000憶円に到達し、医療機器卸売業界では3番手グループに到達します。新潟・東北地方に巨大医療機器ディーラーが誕生することになりました。

1位 シップヘルスケアホールディングス 4844億円
2位 メディアスホールディングス    2104億円
3位 オルバヘルスケアホールディングス 1079億円
 -       新クロスウィルグループ       約1000億円
4位 ウイン・パートナーズ         645億円

次なる再編は?
今回のニュースでもわかるように業界内では競争がはげしく同じような経営統合が頻繁に行われています。東北地方で大きなグループが出来たことから、まだ大規模なグループ統合がなされていない地方での動きも今後、増えることが予想されます。

まとめ
今回は業界での大きなニュースを取り上げました。丸木医科の従業員の方はそのまま雇用を継続できるということなので安心しました。経営統合によるスケールメリットで顧客である医療機関ひいてはサービスをうける患者により良い医療体制を提供してほしいですね。

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