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何年ぶりでしょう。今日は、ずっとボランティアスタッフとして活動していたこどもサポート鈴鹿の「こどものじかん」に顔を出しました。

加佐登神社の隣にある「みささぎの郷」で、小学生を集めて自然体験をするプログラムです。

今日は、サツマイモ掘りの日でした。
連絡も入れず、急に訪問したのですが、スタッフはほぼ顔見知り。
「生きているうちに顔を見に来ました!!」
と言うと、皆さんとても喜んでくれました。

不思議なもので、子どもたちも初対面にも関わらず、芋掘り中に見つけた芋虫を「先生、これなんなん?」と見せに来て、「よく見てごらん、ここにピンって尻尾がでてるやろ。これは、スズメ蛾の仲間の幼虫の特徴だよ~」「これは~?」「あれは~?」とたちまち人だかりに。リーダーの方(通称バルタン)曰く、「この人は人畜無害っていうのは子どもには感じ取れるんでしょうね」。うれしい。VIVANに出ていたジャミーンにも懐かれる自信があります!?

やっぱり自然はいい。草の匂い、鳥のさえずり、季節外れのサクラも二輪咲いていました。台風で葉っぱが全部落ちていたので、その影響もあるのでしょう(写真、ピンボケでごめんなさい・・)。

体力的にはきつかったですが、魂が復活するという観点では、とても良かったです。やっぱり、自分の帰るべき場所があるというのは、とても大切だと、つくづく身に染みた日曜日でした。

【追記 ー教育論ー】

学校以外にこのようなコミュニティーがあるというのは、子どもたちにとって、とても大切な事だと思います。私たちの世代だと、学校が終わったら広場に集まって野球をする。田んぼで水生生物を捕る。夏はカブトムシを捕りに山に入るなど、学年関係なく近所の小学生が集まって、ある意味のコミュニティーを形成していました。

いつしか、塾だゲームだと個人に向けたサービスが蔓延し、親はそれに依存し、しつけを放棄。しわ寄せは学校の先生に。トイレのスリッパを並べることは、学校で教えることですか?ぞうきんの絞り方さえ教えなければならないのですか??
それを学卒の新人先生に押しつけるのは無理があるでしょう。そりゃ病んで当然です。

​そして、今日参加したボランティアでも、それを支えるスタッフが少しも育っていないのは痛恨の極みです。今日は、中学2年生のスタッフが参加してくれていました。もともと「こどものじかん」を経験したOBです。しっかりと子どもたちを見つめていて素晴らしいと思いました。その他のスタッフは、皆私より年上です。私も含めて、いつ倒れてもおかしくない年齢ではあります(皆、めっちゃ元気なんですけどね・・・)。
是非、若いお父さん、お母さんにも、少し子育てに余裕が出たらこのようなボランティアに参加してもらいたいと思います。それは、きっと自分自身の成長や気づきに大いに繋がるものだと断言します。


今日は雨模様だったので、ブルーシートで雨対策をしてます
ソメイヨシノ 狂い咲き2輪


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