東京都江戸東京博物館の学芸員 田中実穂さんと旧安田庭園を取材しました！
江戸博（休館中）・両国国技館・すみだ北斎美術館など、江戸東京を代表する周へん施設の影に隠れた、知る人ぞ知るお庭です。入園無料！

コンパクトなお庭なので、閉館時間の早い江戸博とセットで訪れるにも最適！
隣接する刀剣博物館では、単眼鏡を借りてじっくり刀剣を鑑賞できます。お土産には玉鋼（たまはがね）ビスコッティがオススメです。
いつか相撲観戦もしてみたいですね。

さて、この「安田」って何？ という話ですが、安田財閥の祖・安田善次郎のこと。自邸と庭を東京市に寄付しようとして……いろいろあったのですが、詳しくは記事を見てくださいね。
江戸時代の隅田川の様子を伝えるお稲荷さんや駒止石（こまどめいし）もあって、何かと意義深い場所でした。

一番の特徴は水辺にあり、人工的に干満を再現した池には、ギリギリまで近づくことができます。取材時には意外な生き物にも出会い、田中さんと池を覗き込んではしゃいでおりました。
また、園内には紅葉する木々や花木も多く、彩りを添えます。

手軽に庭園の魅力を堪能するにはぴったりではないでしょうか。