東京藝術大学の卒展に行ったついでに、エゴン・シーレ展も観てきました。

学生は無料期間だったので、0円で鑑賞することができました。

エゴン・シーレはウィーンの画家で、才能があり若くして認められたものの、28歳にしてスペイン風邪に感染し亡くなったそうです。
クリムトとも親交があり、作品の中にはクリムトの影響が強く感じられる作品がありました。
日本的なモチーフが使われている絵もあり、当時ヨーロッパで流行したジャポニズムの影響を受けていることがわかりました。

作品はほぼ撮影不可で、一部のエリアだけ写真OKでした。
人も多かったし写真撮るのも大変そうだったので、その分じっくり観てきました。

購入したポストカードです。

左がコロマン・モーザーの花の絵です。
ポストカードになってしまうといまいち本物の素晴らしさがわからないのですが、実物はもっときれい！！すごい！って感じでした。
真ん中がクリムトの影響が強そうなシーレの絵、右がこの展覧会のメインとして使われている絵です。
ほおずきが使われているのが日本っぽいですね。

晩年のほうのエゴン・シーレの作品は、おどろおどろしいような、独特の表現が印象的でした。
やせ細った（もともと細いだけ？）本人の写真もあり、作品もインパクトある感じなので、病んでる？って思っちゃうくらいでした。

もっと長生きしていたら色んな作品が観られたと思うのに、若くして亡くなったのが残念です。
妊娠中の妻もスペイン風邪で亡くなったそうです。

本人の言う通り、現在エゴン・シーレの作品は美術館に展示されています。
自他共認める才能の持ち主だったのですね。

平日に行ったのに人が多かったです。
この前クリムトについて調べていたので、ウィーン分離派もあれか！ってなって普段勉強している知識も活きて嬉しい気持ちになりました😆