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ドライフラワーのアクセサリー作家 長島さんにインタビューしてみた

こんにちは、芸術家支援をしています、Art isの高橋舞伎です!

Art isで芸術家さんへのインタビューをすることになった時に、僕の旧友のアクセサリー作家がいることを思い出しました。

新卒時代の唯一の同期で仲良しでもあった、長島さんに今回インタビューさせていただくことになりました!

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■長島 加奈 氏
○ドライフラワーのアクセサリー作家
想い出の花をアクセサリーにしたり、ウェディングの花などを作っている
○手のタレントとしての顔ももつ

ー最近作ったお気に入りの作品を教えてください!

新しい挑戦ができた、お茶の花を使ったアクセサリーです。

イベントを通じて出会ったお茶屋さんに「お茶の花が小さくて可愛らしいんですけど、それもアクセサリーにできたりしますか?」という相談から生まれたんですが、こうして少し視点を変えるだけで新しい価値を生み出せるんだなと思った瞬間でした。

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ー現在の作風の作品を作るようになったきっかけは何でしたか?

大学の卒業制作が空間インスタレーションだったのですが、その時に「白」に興味を持ちました。

そもそも白とは何なんなのか、光として考えると全ての集合であり、色として考えると全てを無くしたものでもあり、優しい印象も無機質でこわい印象などもあります。

最終的に、白の儚さを感じてもらう展示として、真っ黒な空間にごく小さな光、そこにふわっと漂わせる「儚い白」の象徴として使用したのがかすみ草でした。

それ以来「花」により興味を持つようになりました。

ーインスピレーションをどこから得ていますか?

道を歩いているときに見かける植物とかですね。

空き地とか旅行先とかで見つけては、そっと持って帰ることもあります(笑)

ー制作活動をしていて嬉しいときは?

2種類あります。

1つはすごく魅力的な植物に出逢えて、「欲しい」「身につけたい」「作りたい」と思った時。

もう1つは花の相談を受ける時です。

特に結婚式のお仕事では最後エンドロールで、お作りした花を身につけた花嫁がいて周りの人も幸せそうに見守っていて、その光景を見ると本当に幸せな気持ちになって、いつも泣いてしまうくらい感動します。

相手の喜ぶ顔が見れて、花を添えれたという気持ちになります。

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ー制作活動をしていて苦労したときは?

どんな形にするか制作する花の姿がなかなか決まらなくて、こうじゃないああじゃないと悩む時です。

もちろんすんなりいく時の方が少ないですが、上手く花と対話できてないなーて感じます。

ー制作活動をする上でこだわっていることは?

妥協は絶対しないことです、自分が愛せないものを人に渡したくないです。

「あーもう美しい」「かわいいね、いいねいいね」って自分の子供かのように心の中で話しかけています。

ー大事にしている価値観や人生観は?

あんまり深く考えず、とりあえずやってみることです。心の中に生まれるやってみたいという直感と行動力を大事にしています。

ー今後の野望は?

花屋さんで展示販売をして、その場でオーダーの相談を受けたりすることです。

あとは、花のようなおやつも一緒に楽しんでもらったりして、見たり食べたり身につけたりと、花を身体全体で楽しんでもらいたいですね。

ーあなたにとってアートとは?

花自体がアートそのものだと思っています。

私はそれをアクセサリーのように違う形に昇華して、その美しい姿を留めていきたいです。


〇ainoa|生花のない花屋
花言葉を身にまとい、
花との暮らしを積み重ねていく。

生花のない花屋です。

残しておきたい想い出の花にアクセサリーに、
大切な方へのプレゼントに、
ウェディングの花もお作りしています。
お気軽にご相談ください。

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