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職人のモノづくり

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ときに、生活とは無関係の無用の用で、遊びの世界かもしれない。 それなのに? それだから? より美しく、心をこめて、魂をこめて、生み出されるモノと、人との関係に焦点を当てています。
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記事一覧

高貴で冷々たる美しさを、我が手中に。

スペーコラ博物館 鉱物セクション Museo Specola - Mineralogia メディチ家コレクションメ…

地産地消で知るイタリアの食 - 2/2

毎年春にフィレンツェで開催される食の見本市「テイスト」。愛情と情熱が込められた食には、そ…

地産地消で知るイタリアの食 - 1/2

フィレンツェでは毎年春が近づくとテイスト(Taste)という食の見本市が開催されます。 イタリ…

路面店のない、ハンドメイドの鞄店。n.4

今回のインタビューは、フィレンツェ中心街にある『Cellerini チェッレリーニ』です。 1960年…

路面店のない、ハンドメイドの鞄店。n.3

今回のインタビューは、フィレンツェ中心街にある『Cellerini チェッレリーニ』です。 1960年…

路面店のない、ハンドメイドの鞄店。n.2

今回のインタビューは、フィレンツェ中心街にある『Cellerini チェッレリーニ』です。 1960年…

路面店のない、ハンドメイドの鞄店。 - n.1

今回のインタビューは、フィレンツェ中心街にある『Cellerini チェッレリーニ』です。 フィレンツェの駅名にもなっているサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。 教会から5分ほど歩いたところに、1600年代に建てられたファリノーラ邸があり、邸宅の正面玄関には、フィレンツェらしくメディチ家当主の胸像があります。 当時の主人がメディチ家から重要な任務を与えられていたようで、感謝を込めて自邸に胸像を飾ったようです。 この邸宅の2階が今回訪れる工房です。 2018年までは通りに

2024年もよろしくお願いします。

俳人の岡田耕さんが投稿されたこちらの内容に連動させて頂く形で、わたしの投稿が案内されまし…

コルシーニ邸庭園と職人展示 2023年 n.3

ARTIGIANATO e PALAZZO in Firenze フィレンツェの中心街にて9月に開催された職人展示。今回…

コルシーニ邸庭園と職人展示 2023年 n.2

ARTIGIANATO e PALAZZO in Firenze フィレンツェの中心街にて9月に開催された職人展示。前回…

コルシーニ邸庭園と職人展示 2023年 n.1

ARTIGIANATO e PALAZZO in Firenze フィレンツェの中心街にて、9月にコルシーニ庭園で開催さ…

糸杉に響く、とんからり。若き機織り職人の物語 続編。

以前に、トスカーナの田舎にアトリエを構える、若き機織り職人シモーネを紹介していました。 …

アーティストは、いつ誕生したの?

ルネッサンス時代のマルチな天才、 レオナルドダヴィンチ。 彼の功績は多岐に渡りますが、 工…

絵画と額縁の関係

ご訪問頂いた方に質問です。 「絵を見るとき、額縁も見ますか?」 ヨーロッパで絵を鑑賞するとき、 絵の迫力に勝るとも劣らない立派な額縁が 中心の絵を支えていたりします。 額縁って、単純に木枠。 たかが木枠、されど木枠。 壁に直接描くフレスコ画から、 板絵に変わったのが1300年代。 それ以降、 額縁製作は工房の重要な仕事の1つになります。 板絵をそのまま飾るのは味気ない。 板絵を守る木枠が欲しい。 旅路には持ち運べるようにしたい。 1300年代は ゴシック教会の縮小バ