スペイン巡礼おばさん奮闘記 動機その3
熊野古道の手帳とサンティアゴの巡礼手帳を並べてみると、本当に気分が上がります。
コロナ禍の2020年7月17日〜19日熊野古道中辺路40kmのツアーに参加してから、
2021年4月20日〜25日小辺路70km、2022年3月8日〜11日伊勢路、
2022年6月7日〜9日大辺路を歩きました。
熊野古道を歩いた事を大学の卒業論文として提出しました。なぜ道を歩くのか?宗教的な素地とは関係のないところで、自分自身の過去から現在を思い出しつつ自己との対話を続けられた。体力の限界を感じながらも、ただ足を前に踏み出す。その繰り返しで目的地まで必ず辿り着けるという実感を得られたことが、未来の道程となる。そんな感想を持ちながら、過去との訣別を自分なりにつけられる。「道」を歩く先の希望を信じながら、せっかくなのでまだ歩けるうちは歩いてみようとの結論に達しました。
以上の流れで、姉妹巡礼道であるスペイン巡礼道を歩きに2023年6月に日本を飛び立ちます。
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