極力物を買うのをやめて生活をしている、最近はやりのミニマム生活。

捨てすぎたせいか、箸とお椀のみ。
カレーを箸で食べる生活。
そして、毎朝フレグラを箸で食べる。

今になってスプーン作ろうと決心した。


端材でスプーンを作ること1日。

無垢の仕事は直角、平面が基本で、三次元のものは図面化しても、感覚の問題や技術が多々ある。
完全に、スプーン舐めてました。
あ、
スプーン作りです。

スプーンだけを作る職人など見てきて、何が楽しいのだろうか、食べていけるのかと思ってた
が、

これは、楽しい。

フォルムや、口に入れた感じを考えながら形を考えたのですがなかなか綺麗。

こういうのは美術系の造形感覚とデッサン力が必要だと削りながら思った。

企業に勤めて、フラッシュ物などの作る家具職人じゃ作れないなと。

一度店舗の仕事で猫足を作った事がある

三つ段々に置かれたテーブルの猫足の中に電気配線を床まで通すテーブルの制作。
それを思い出した。

木工といっても種類分けしたら何十種類もの専門的な分野がある。

けど、そのほとんどが機械化され、怪我や納期との戦いで楽しみを忘れてる職人が多々いると思う。
初心にかえるために、
自由な曲線を手道具で削る楽しみを思い出してはどうだろうか。

よし。これでフレグラ食べよう。