プロローグと(序章)とエピローグ(終章)
いよいよ明日、3月30日、お知らせしていた。
『KYOMU(虚無)』
の発売日となります。
小説です。物語です。
あらすじは、
こちらに記した通りですが、この物語には「プロローグ(序章)」もあります。
それは、2020年に新型コロナウイルスが蔓延し、世界が混乱し、経済が疲弊し、戦争が起こり、緊張が高まり、食糧危機、気候変動などの不安が徐々に押し迫る。
そして人々の意識はインターネット世界に徐々に侵食され、自分で考えるよりもスマートフォン端末や人工知能が担い、機械化が進む。
金融を支配していた組織がメディアや政府をコントロールし、人々は対立を煽られ、情報に支配され、どんどん自分を生きる意味がわからなくなる……
そう、まさしくプロローグは
「今、この時代」です。
そして、物語の「エピローグ」は、これからの時代です。
そこでさまざまな“伏線回収”も起きると思います。2023年〜の数年間。
そのエピローグは、一人一人の物語です。世界線は複数あります。
だから、あなたが今後自分の夢や目的を見失い、不安に閉ざされた「虚無」の世界を生きるのか?
それとも目醒めた世界を生きて、自らの人生を意欲を持って創造していくのか?
今の時代、大きな転換期であり、一つの瀬戸際だと思います。それはただ手放しで待っていれば良いことがあるという時代でもないし、誰か力のあるカリスマとか、便利で賢い人工知能とか、ましてあやふやな神仏やら高次元の存在やら宇宙人などという空想が我々を救済するということではなく、ひとりひとりが自らの意思を持って生きる時代です。
そもそも人はただ機械のように、燃料を入れて(食事)、命令通りに動くロボットではないはずです。詰め込みと暗記の教育を受けて、やりたいのかやりたくないのかもわからない仕事をして、疲れたらストレス発散をするというような人生は、一体誰の人生なのでしょうか?
我々は「生命」というものを有しています。それは、我々が生まれ持ったものであり、権限ですが、生命は社会という機械的な方式に組み込まれてしまっています。
自身の生命と出会うには、理想やビジョンだけでは足りません。現実に、この肉体を持って、トライ・アンド・エラー、もしくは、スクラップ・アンド・ビルドしながら、構築した人生のプロセスの中で出会えます。
物語を通して、体験を通して、自分がこれからどう生きていくか?何を大切にしてい生きていくのか?そんなことを考えるきっかけになればいいと思っています。
☆ 出版記念イベントでは、より突っ込んだ話もしながら、交流をしたいと思います。
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