皆さんの中で、紫色ってどんなイメージがありますか？
私は、お坊さんの袈裟を思い出します。
宗派などで違いはあるようですが、紫色となると、たいていは高位の僧になるようです。

日本の階級制度のルーツともいえる、冠位十二階においても、紫は最高位をあらわします。
そんな紫のパワー、上手く使いたいものです。
今回は、そんな紫色の活用法についてお話したいと思います。

紫色の要素

赤と青

紫色といえば、赤色と青色を混ぜた色。
それぞれに、赤色は情熱をあらわす色ですし、青色は安定・冷静をあらわす色。どうも正反対の意味がありそうです。

そんな二つの色を混ぜ合わせたときにできる紫色は、どんな色なのでしょうか。
キーワードとしては、

といったものが浮かび上がります。
情熱や安静といった、主観的な世界とは少し違った次元の話になるように見えます。

紫色とホルモン

紫色の波長は、副腎に刺激を与えると言われています。
副腎は、ノルアドレナリンを分泌させます。
ノルアドレナリンは、興奮を抑え、睡眠に入りやすい状態を作ります。
覚醒にも絡むというところですから、意識と無意識の間を行き来する中で、紫色の波長と同調しやすいのかもしれません。

瞑想など心を整えたいとき

厳粛な気持ちで向き合う

日々、騒がしい場所やシチュエーションにいると、どうしても自分を見失いがち。
ちょっとした時間に、自分との対話を行うことも大事なのではないでしょうか。
そんな時、心を整え、厳粛な気持ちで自分と向き合う時には、紫の力を借りてみてはいかがでしょうか。
興奮と冷静の狭間で、独特の感覚に浸ることができるのではないでしょうか。

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