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優先すること。

calmより

七つの習慣のスティーブンコビーの言葉がごもっともである。
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大切なのは、スケジュールに書かれてることを優先するのではなく、優先すべきことをスケジュールに書くことである。
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僕のスケジュール帳は、イベントや絵画教室の予定、そして絵画の締め切りでいっぱいだ。
もちろんそれはお仕事だし、人生でやるべきミッションではあるが、また別の側面で、大切にしたいこともたくさんある。それがあまり見えてこない。
「昨日何してたっけ?」と思い出せない日は、大概、淡々とスケジュールをこなしているときだ。満足度や達成感はある。しかし、残るものがないような気がする。

午前中カフェタイム、コーヒーも冷めてしまう時間を、SNSでのイベントや教室の告知や、メールの返信、今後の予定や、アポイントに当てている。それもフリーランスの事務作業としては、生活とご縁を繋ぐ大切なこと。
しかし、合間合間に、そんなに急ぐこともない用事まで(ついでに)と進めている。

本当はやりたいことってなんだろう。
◎家族との時間。短いながらも、しっかりと向き合うひととき。

◎モネの立体作品をずっと前から作りたかった。しかし後回しにして、生徒さんの作品を羨ましく見守っている。(後回しにする理由は、そんなに迫ってない締め切りを「終わらせてから」やるべきだ、と感じてるから)。

◎展覧会に向けての自由作品を手掛けたい。

◎オンラインレッスンで、心を描くアートセラピーをしっかり企画して定着させたい。

先月から、今週から、いや明日からでも手がかりを作れる事柄なのに、それらは、僕のカレンダーに一切書かれてない。

◎下の娘(1歳3ヶ月)の顔の変化をスケッチしたい。

・・・ほとんど描いてもいない。優先順位が低いのか。 

否。
不安なもの、後で困るもの、他者と関わるもの、から先に済ませないという想いが、優先順位を決定していること。日々の生活をなんとかこなすことで、大切なものをずっと後回しにしている。。

◎食生活を見直し、体づくりをするために筋トレをする。
これは、できてるな!えらいえらい。さすが三ヶ月も不調だったせいか。

こんな例え話がある。
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目の前で電話の着信音がなりました。携帯電話は振動し、相手の電話番号まで表示されてます。あなたは、一刻も早く出なければ!と緊急事態かのように焦ります。
しかし大概は、そこまで緊急でもないのです。今度、携帯の着信音が鳴った時、もしくはメールのお知らせが来た時に、一度呼吸を整えて、待ってみましょう。(これはすぐに確認しないといけないことなのか?)。

携帯の着信音=迫りくるスケジュール。
すぐ反応しない訓練こそが、マインドフルネス。それが、大切な物事を見極める力につながるのだと思う。

やれやれ。もう一度、スケジュール帳を作り直してみるか。。
きっと、モネの立体作品を作ることは、家族をも巻き込み、遠い未来につながる心の源泉になるだろう。

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