画家・ペーの日記

イラストレーターや画家として活動しています。主に子育てや、絵ついて書いてます。

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最近の記事

お寺での出来事

最近悪夢続きでしたが、今朝の夢はとても印象的だったので、記録したいと思います。 ーーーー 僕は家族と、ある広場にいました。そこで、「半分ロボットである」僕に、妻が無断でガソリンを与えた罪で囚われて、あるお寺に軟禁されることになりました。 トロッコで山を登った先に、巨大な山門がありました。よく見ると、無数の仏像が彫られています。(まるでロダンの地獄の門のようだ)と思いましたが、美しい木彫りで、それぞれにこちらを見つめています。本殿に着くと、巨大な木彫りの千手観音が見下ろして

    • 植物と両親

      今日は亡き母の誕生日である。 11年が経ち、生きていれば71歳ということだ。 71歳って、それでもまだまだ若い。早すぎたな、と改めて思う。 最近、季節がらもあってか、積極的に観葉植物を迎えている。お花もそうだ。もともと、アトリエや玄関に植物はそこそこ飾っていたけど、ズボラな自分は冬になるとよく枯らしていた。築古戸建てのデメリットとして、冬が寒いということもある。室温で10°を切るほどなのだ。大概の植物には向いていない。 しかし、愛犬モネが他界し、金魚を迎えたころから、また

      • 座席を隔てた二つの世界

        行楽シーズンだ。 僕ら家族4人は、あるミュージアムに向かっていた。5歳半の息子も落ち着かないし、1歳四ヶ月の娘もいろいろ自我が出てきて大変である。 地下鉄は空いていて、僕らはベビーカーと一緒に4人で優先席に座ることができた。 すると、向かいの優先席に5人家族がきて、お父さんは立ち、お母さんと子供3人は座席に座った。 モノトーンの服装の胸には綺麗な花を飾っていて、子供たちも清掃をしているあたり、結婚式に参加するのだろう。 お母さんがいて、隣の中学生らしい長男はちょっと不貞腐れて

        • 家族

          今日は家族でネモフィラを見に行ってきた。長男はつまんなそうだったけど、その後、義弟くんと喜んで遊び場に向かっていった。 長女はよく歩き、可愛く撮影できた。暑かったが、これも一つの記念。 そして、昨日頼んだウンベラータとオリーブがやってきた。 また近所のホームセンターで赤ちゃんみたいなオリーブを見つけ、素焼きの鉢と共に迎えた。素焼きに収まる「彼」はスペイン人のようだ。 金魚の水槽にも水草を4つも増やした。ブラックくんはさっそく伸びる根を不思議そうに突いてた。 命が増える。金魚と

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        • 詩集
          30本
        • 絵画など
          19本
        • 考えること。
          23本
        • 一人の時間
          13本
        • 沈黙の実践
          26本
        • 子育て日記
          80本

        記事

          植物を求める

          4月、寝る時が定まらない。起きる時間は決まっているから、どうしてもその後の1日に左右される。 僕は夢をたくさん見るせいか、腕時計による睡眠アプリの結果は、熟睡度10%くらいだ。平均は30-40%なので、他者の1/3しか寝れていない。 とにかく自律神経によるところが大きい。ストレスや考えすぎ、思考がフル回転すれば、そのままダイレクトに無意識の世界に影響する。 どうも乱れている。波の強い海辺で、ぐらぐらと揺れる小舟に乗っているようだ。何とかせねばならない。 といっても、いつも通

          ジム見学をしてきた

          最近、とても疲れている。 胃腸も良くなり、生活が急にスピードアップしてきた。4月という新学期の季節がらもあるだろう。春の土用といって、季節の変わり目で疲れが出る時期だと古来からも伝えられている。 考えることが多い上に、締め切りもあるし、子供たちも元気いっぱいだ。幸せで何よりなことだが、疲れて、夢ばかり見ている。 ダライ・ラマとか、鳥使いの青年の夢とか、だからなんだ!疲れが取れないじゃないかと落ち込んだりしている。 そんな姿を見て、以前から妻が「ジムで水泳でもやれば?」と言って

          ジム見学をしてきた

          湖と鳥と青年の夢

          ダライ・ラマの夢を見たすぐ後の夢も印象的だったので、記録をします。きっと絵画のアイデアにつながりそうな気配がします。 そこは、広い湖の見えるレストランでした。僕はフロアー担当で、ワインや料理を運んでいました。貴族やセレブの方々の集まる超高級な空間でした。僕は仕事に専念しながらも、その煌びやかな人々に驚嘆していました。 突然、その場にいる数百人のお客様が、一斉に湖に注目しました。湖の中心には高い「飛び込み台」があり、その先端に筋肉質な青年が佇んでいました。 僕はその飛び込

          湖と鳥と青年の夢

          夢で父に再会

          夢で、亡き父に再会したことを、やはり記録しておかねばと思いました。 数日前、タイの旧正月のお釈迦さまの花祭りの影響でしょうか。 ある年老いた高僧が壇上で座っていました。それは間違いなくダライ・ラマでした。しかし、その顔は時々変化をしてきます。 参列者一人一人とハグをしていきます。そして僕の番になり、ダライ・ラマの前に伏せると、直感的に「あ!父がいる!」と理解しました。僕は涙が込み上げてきて、変化したその姿に力いっぱいハグをして、「お父さん!!」と叫びました。 10秒もしな

          生きる上での誓い

          この週末。 春真っ盛りの行楽シーズン。二日にわたり、公の場で、狂ったように子供を叱りつける親を見た。一つはトイレ、一つは駅構内で。親は我を忘れている。子供は痙攣を起こし泣いている。僕は激しい感情に襲われる。そして、その場の意味することを、自分自身の生活に置き換えて考える。 その日曜日。タイのお正月で、八王子でお祭りがあった。そこでタイの僧侶がサンスクリットで説法をし、祝福の水かけ祭りが始まった。タイの参列者は踊り、歌い、たくさん食べて笑っていた。僧侶もこの時ばかりは厳格な修

          生きる上での誓い

          優先すること。

          七つの習慣のスティーブンコビーの言葉がごもっともである。 ーーーー 大切なのは、スケジュールに書かれてることを優先するのではなく、優先すべきことをスケジュールに書くことである。 ーーーー 僕のスケジュール帳は、イベントや絵画教室の予定、そして絵画の締め切りでいっぱいだ。 もちろんそれはお仕事だし、人生でやるべきミッションではあるが、また別の側面で、大切にしたいこともたくさんある。それがあまり見えてこない。 「昨日何してたっけ?」と思い出せない日は、大概、淡々とスケジュールを

          おはよう内臓さん。

          今日は腹部エコーの診察結果の日だった。 血液検査も一応問題はなかったが、実際の内臓の姿を見てみたかった。心配性というより、興味の範囲なのかもしれない。ここまで数ヶ月祈りを捧げて感謝してきた内臓の姿は、どんなものだろうかと。 結果は、肝臓、腎臓、膀胱、膵臓、胆嚢、胃腸、大腸、それぞれに問題はなかった。少しだけ脂肪による肥大と、小さな石が見つかったが、正常範囲だそうだ。 安心した。 そして、こんなふうになってるのだなと感心した。まるで宇宙の見えない星々を望遠鏡で撮影したようだ

          おはよう内臓さん。

          雨と言葉(詩)

          小雨の中を歩いていると なんとなく言葉が浮かぶ それは意図のない遊び 絵を描くこととはまるで違い 何をするわけでもなく  自然に身を任せている 雨が降る やがて止めば、雨上がるという 上がる、その力は見えないまま 目の前で桜が散る 重力のままに しかし手が届かないほどに 空へ空へと向かう力は やはり見えないまま 通りの向こうで 母親と幼な子が 水たまりを踏んでいた その子にしか   見えないものがあるのだろう また歩くと 赤い札をつけた男性が 雨に向かって吠えていた 傘も

          雨と言葉(詩)

          娘の成長(1歳3ヶ月)

          下の子だからか、女の子だからか、それとも個性なのか。ずいぶんとメキメキ成長している。 1歳2ヶ月くらいからヨタヨタ歩き出したと思ったら、どんどん歩く。そして、理解力もすごい。モノマネもするし、絵本で鳴き声も言えるようになった。ご飯もパクパクたべる。着替えも自ら進んでやりたがる。 前も書いたが、女の子としての自覚がはっきりしてる。ぬいぐるみをぎゅっとするし、息子が泣いてればヨシヨシする。髪のお手入れの好きで催促する。 ダンスも大好き。音が聞こえればお尻フリフリしている。すべてが

          娘の成長(1歳3ヶ月)

          息子の手紙

          昨夜、息子がママに手紙を書いたそうだ。 書き出しは、「へい、しり!」。hey、Siri!これはモニターを立ち上げる妻の掛け声だ。2人で爆笑してしまった。 そして、まま、だいすき。 そしね、「ぱぱ」のあとがわからないので、朝になって息子に聞いた。 すると「じじぃだよ」と答えた。なんともまぁ・・笑。 素敵なメッセージカードで朝から幸せだった。

          自分への声かけ

          自分の心にかける言葉がそのまま存在を作る。 これは誰の言葉かと言えば、我が家のボスの言葉だ(笑)。いいことを言う。存在、つまりbeing。 本当にそうだなと思う。例えばセラピストはいろんなクライアントさんの話を聞き、答える。その対話が、穏やかで浄化されるものなのか、逆に追い詰めてしまうものなのかは、その人の存在感。つまり自身への声かけによるものなのだろう。 親と子だってそうだ。子供に声をかける言葉はそのまま、自分に対しての言葉。自分の心を責め、こうでなければいけない!と語り

          「はてしない物語」は大切な一冊。

          「はてしない物語」を読み終えた。 子供たちが寝静まった夜、600ページもある分厚い本を、寝室の灯りを消して、隠れるように二日で読み終えた。 僕の小学校の図書館では、この本に出会える機会はなかなか巡って来なかった。なぜなら、あまりにも難解で分厚いために、借りた児童がなかなか返却しないのだ。(そしてまさに僕のように、途中で挫折して返却期限をすぎてから返すのだろう)。 読書家の児童でもこの本を読み終えた子はいるのだろうか。読み終えることだけでも快挙とも言えるだろうが、その哲学的な

          「はてしない物語」は大切な一冊。