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そして子供たちは寝た。

アガサクリスティのようなタイトルだが、子供たちは割とすんなり寝た。

息子はなんとか保育園から帰ってきて、わりかし元気。熱は38度まではいかないくらい。ただ、咳とととに食事を全部吐いた。
それからいつもより1時間早く布団に入り、ごねることもなく、お祈りをして寝た。
胸をトントン叩いていたら、咳も落ち着いてきた。

8ヶ月の娘は、寝袋にくるまって堂々と寝ている。肝が据わってる子だ。さすが「五黄の寅年」の女の子といえるのか。女傑と言われる年だ。

子供たちが寝ると、心から安堵する。幸せを深く感じる。今日も頑張った。ママもワンオペで頑張った。ほんとに日常の幸せを噛み締める。
僕の鼻風邪も、なんとなく落ち着きそうだ。あとは早く寝るだけ。

絵画教室の生徒さんと、愛犬モネの話をした。みんなそれぞれにペットロスを経て、新しい家族と共に暮らし、絵を描いている仲間たちだ。
初めて、愛犬を看取った僕には、大切な仲間。先生と生徒というより、仲間というに相応しい。
悲しい想いを経験してこそ、人は大切なことを学び、前を見て歩く。

そう,僕はモネから「生きていくことの凄まじさ」を学んだ。

三国志の曹操の言葉で、劉備の息子にこんなことを言うセリフがある。
「苛酷に生きることは苛酷に死ぬより何倍も力がいるぞ」。

本当にそうだと思う。

それでも、こうして子供たちが寝て、束の間の安堵感に浸りながら、今日も、自分なりに頑張った。と感じている。

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