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幼き王。

何世代も受け継いだ、怨念という王冠を被る、幼き王。

愛の枯渇した親から育てられた子は、その後、親になって同じことを子に行う。
親から言われた暴言を、無意識に子に発する。

子は言う。「どうしてこんなことを言うの・・」。

その小さな呟きを隣で聞き、涙が出てくる。「嗚呼、この子は、かつて幼き自分と同じことを言っている」と。
歴史は繰り返される。
それほど、この王冠は重い。

守らねば。

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