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いわさきちひろの「雪の女王」

https://youtu.be/uJaYOFPD0c8

「紙芝居デリバリー」今回はアンデルセンの「雪の女王」。子供たちはみんな「アナと雪の女王」は知ってますから、このタイトルにみんな反応します。そのうえで、このお話が「アナと雪の女王」とは全然違うお話だけれど、元になったお話なんだよ、と説明してからお話をはじめます。

いわさきちひろの初期の絵で、いわさきちひろのパステル画は珍しく、貴重なものだと思います。わたしもパステル画家のはしくれで、紙芝居製作者ですので、パステルでこんな風に描けることに驚きます。緻密さ、しかも色合い、ぼかし方、すべてがあこがれの領域です。紙芝居としても、一つ一つの場面で、人物にしっかり寄りながら、必要な情報はきちんと伝えている、大変参考になります。

いわさきちひろの絵による紙芝居は、私がレパートリーとしているのは、以前紹介した「人魚ひめ」とこの「雪の女王」、そして、いわさきちひろのごく初期の作品である「おかあさんの話」いずれもアンデルセンです。ほかに「絵のない絵本」から「お月様いくつ」とイタリア民話の紙芝居があり、全部で5作の紙芝居を作っています。どれも素晴らしい作品です。このような形でいわさきちひろの紙芝居のすばらしさをYouTubeで紹介し、記録に残せるのは、光栄なことです。やはり実演として記録に残さないと、紙芝居の意味ないですから。

というわけで、とても素晴らしい紙芝居ですので、ぜひご覧ください。

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