香本博 Hiroshi Komoto

独学独歩の画家。観る人をほっとさせる風景空や雲、懐かしさ抒情性北海道から沖縄まで全国で…

香本博 Hiroshi Komoto

独学独歩の画家。観る人をほっとさせる風景空や雲、懐かしさ抒情性北海道から沖縄まで全国で130回以上の個展。絵は、作者の心の眼に確かに見えた風景。空、花、人物、猫、自転車、抽象的印象など、ジャンルも多彩。http://www7b.biglobe.ne.jp/~artkomoto/

マガジン

  • picture Hiroshi Kamoto.

    香本博が描いた絵。描いた動機など、作者自身のメッセージを添えて。

  • Poem 貴方への伝言

    絵画作家・香本博の 心を吐露した詩文集。 貴方の心にストレートに葉書を送ります。

  • HiroshiKomotoPhoto 1or6cut

    絵画作家香本博の切り取られた日常 painter Hiroshi Komoto collages day with photos なにげないスナップも、並べると人生の日々を垣間見るようで・・

  • 日常の光と影

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最近の記事

今週の香本博から【おはようモミジ】

    • 「プール冷えてます」が懐かしく

      昨日(7月16日)秩父自宅外気温は40℃越え。酷暑お見舞い申し上げます。昔関わった としまえん「プール冷えてます」が懐かしく。May I offer you our best greetings for the hot summer  絵画「プールの休息」水彩色鉛筆のみ   #hiroshikomoto #暑中お見舞い申し上げます #としまえん

      • いわきの「空をゆく巨人」

        「空をゆく巨人」という本を手にして、是非行きたかった「いわき回廊美術館」。そこには蔡國強(中国のアーティスト・ツァイ・グオチャン/さい・こっきょう)のフクシマに寄り添う強いオモイと、いわきの人々との熱い情熱の龍が存在していた。2023年7月10日撮影 #いわき回廊美術館 #蔡國強 #空をゆく巨人

        • おれたちの伝承館 祈り

          3.11以降のオモイを凝縮させた130号【祈り】が完全油彩画として完成しました。11日に福島県南相馬小高の #おれたちの伝承館 に設営します。https://suzyj1966.wixsite.com/moyai #hiroshikomoto #こうもとひろし

        今週の香本博から【おはようモミジ】

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        記事

          雲に面と向かって

          ちり紙をちぎったような暗雲と入道雲。 寝た状態で外に出された星野富弘さんが、 雲と同列に(面と向かって)挨拶できた と書いていたことを思い出した。 一日一回は、頸椎の痛みで横になる自分は、 空と雲に救われて、今も描いていられる。挨拶できた気がした。 #雲 #星野富弘 #挨拶 #チリ紙

          雲に面と向かって

          緑の生命リバーサル

          雨上がりの朝の日差しで、 緑が輝いていた。 リバーサルフィルムで撮影したスライドのように。 大昔・・半世紀前 緑の生命という絵を連作した。 大きめのキャンバス絵画もあったが、 たぶん失火で焼失した。 自分もやけどを負って入院した。 生命力あふれる緑・・またいつか 描くかもしれないな。 そうすればこの風景も、 リバーサルではなくて、 リバイバルになるかも。

          緑の生命リバーサル

          ヒトに振り回されるな惑わされるな

          ヒトは、誰かの役に立っているという実感で、 がんばれるという。 確かにそういう面もあるだろう。 でも「誰か」は揺れ動く・・変わるのだ。   振り回されるな 惑わされるな 最も大切なこと それは・・・ 周りの人みんなが自分に背を向けても 自分が 自分自身を信じられることだ。 信じて進むことだ。 ヒトは 個人なのだ。 孤であり独の人生なのだ。 あんなに親しかったのにと言う人が 急に疎遠反応になったとか 評価を下げられたとか どうでもいいじゃないか 周りの人は揺れ動く

          ヒトに振り回されるな惑わされるな

          【結婚を決めた記念日】

          昨日4月4日は、私たち夫婦が【結婚を決めた記念日】でした。 昔書いたノンフィクション【君が魅せてくれた 輝く黄金の笑顔】 その女性は・・・・若いとき なにもわからずに 恋をした。 周囲の意見や忠告を振り切り お互いの 永遠(とわ)を 信じて 夜行列車に乗った。 でも 降りた駅は 別々だった。 子供が生まれ 女手ひとつで ミルクのため 働きに働いた。 気が狂いそうな毎日だった 男なんて... いつのまにか 男を威嚇するくせがついていた。 自分

          【結婚を決めた記念日】

          【霜柱の絵】

          霜柱は、自然界が冬の季節だけに産み出す、素敵な命です。私は、霜童を描き続けてきました。Frost columns are wonderful life that nature produces only in the winter season. I have been drawing Frost Children. #hiroshikomoto #霜柱 #Frostcolumns

          珈琲道ぢろばたとの徒然記 その4

          悲しい酒 山中さんを偲んで という思いがあって 山中隆太郎さんが作った建物の空間で 私の絵を展示したかった。 そういう意味では、私にとって意義は達成された。 ぢろばた二回目の個展(2007年)最終日の打ち上げで、 マスターはじめ常連の方に 一ヶ月間お疲れ様 とねぎらっていただいた。 共に歌を歌ったりできた。 思えば 見知らぬ地 秩父に来てから 約7年が経ち、珈琲道ぢろばたとの出会いからも 同様の月日が経っていた。 意見の違いはあっても(不ぞろいであっても)、 そのマスター

          珈琲道ぢろばたとの徒然記 その4

          珈琲道ぢろばたとの徒然記 その3

          出会いから4年ほど経ってからマスターが私に言った。 「ずっと香本さんの絵は、私から見ると まだまだ首をかしげるようなものと感じていたが 最近、とても良くなった。爽やかな印象がある。 やはりずっと描き続けてきたからね・・ うちで個展をやりませんか?」 こうして2004年11月に 個展「いつのまにかの風」が開催された。 作品も11点巣立った。 この”いつのまにか”吹いた風は、私とマスターとのことを暗示したのだった。 2回目もマスターから申し出があった。 個展「いつか吹く風」は

          珈琲道ぢろばたとの徒然記 その3

          珈琲道ぢろばたとの徒然記 その2

          珈琲道ぢろばたの珈琲は 今まで飲んだことが無い味だった。 ス○バの珈琲は、朝仕事の前の圧倒的な目覚めの味。 ド○ールの珈琲は、サンドイッチと共に飲んで美味しい味・・ なんて勝手に私にとっての感じではあるが。 珈琲道ぢろばたの珈琲は、一日の疲れをとってくれる味だと思う。 飲む人をねぎらってくれる味 とでも言おうか。 香り豊かさの中に 酸味あり、苦味あり でも後味が 変に残らない。 心地よい印象が残って、くつろがせてくれる。 今は亡き山中隆太郎さんが心で設計した 樹木のぬ

          珈琲道ぢろばたとの徒然記 その2

          珈琲道ぢろばたとの徒然記 その一

          誰一人として 知人のいなかった秩父(移住したのは2000年だ) 東京の外れのモヤシだった私にとって 気温が6~7度異なり 坂が多く 路面凍結当たり前のこの地に なじむのは挑戦だった。 美味しい珈琲が飲みたい。 とりまく周囲が 四角い無機質のグレーに見えても せめて 香り豊かな バーントアンバーや バーントシェンナの美しい色をした 湯気がハープ状に踊る 美味しい珈琲が飲みたい そう思ったものだ。 珈琲豆を買いに 自転車に乗り、店を探した。 そこら中に キ○コーヒ

          珈琲道ぢろばたとの徒然記 その一

          筆を落とそう

          血が通っていないように感じても 煮詰まっていないと思っても まとまらないと感じても 痛くて寝ていたいと思っても それでもあなたは 筆を画布に落としなさい。 人は足を前に出して「歩く」という行為をして はじめて体にスイッチが入るという。 頸椎の持病で首が鋼鉄のように固くなって 血流が悪くなり痛みが増しても、 それは寝ていて過ぎ去りますか? 半世紀経ってもいまだその身体と暮らしているのです。 だから 線を引きましょう。 筆を画布に落としましょう。 そうすれば、 何を描

          中秋の名月 瞬く

          今夜(9月10日)は中秋の名月・・晴れて見られると良いですね。以前秩父太田で歩いていて、背中に熱と輝きを察知して振り向いたら・・その感動をスケッチ、帰宅してすぐキャンバス地に一気に吐露、絵にした作品です。【名月の瞬き】 (月目覚め、稲頭垂る)Full moon blink in autumn. 坂道をおりながら、疲れて腰をおろしていた。背中に、なにか暖かい気配を感じた。振り向くと、信じられない光景・・なんと輝く大きな満月なのだろうか。まるで閉じていた空の眼が、ぱっちりと開

          中秋の名月 瞬く

          2022年の終戦記念日に思うこと

          8 月15日は77回目の終戦記念日。世界中の戦争が無くなること、平和と安全の暮らしを切望します。どうか人間の知恵が、強欲ではなく愛で進みますように。核や武器部品によって加担しませんように。#hiroshikomoto  https://chichibujin.com/calendar/2022-komotohiroshi/

          2022年の終戦記念日に思うこと