レジナルド・マーシュの狂騒のニューヨーク

The “barrel” slowly turns...
「バレル」（桶）がゆっくりと回転するにつれて、人々が互いに転倒するニューヨークの遊園地の人々。
レジナルド・マーシュ（Reginald Marsh,1898-1954/パリ生まれのアメリカの画家）
レジナルド・マーシュは、混沌とした都会のシーンの人々がモチーフ、そして、狂騒の20年代と大恐慌の間のニューヨークのストリートライフ等の描写で著名な画家だ。

そのレジナルド・マーシュは現代美術を拒否していること、そして、マーシュのスタイルは、ソーシャルリアリズム（Social realism/社会主義リアリズム）だ。彼の作品は、大恐慌と社会階級を描いている、その亀裂は、当時の経済危機によって強調されている。その マーシュが興味を持ったのは、「群衆の中の個人ではなく、群衆そのもの」だった・・・アシュカンスクール（アシュカン派）とは、同系のようだが、立ち位置が異なるという事だろう。

このレジナルド・マーシュ全体像は、「都会的なリアリズムを描く：レジナルド・マーシュ」に近々、続きます。