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【ブログ vol.8】ワクワクするこころが価値を生み出す

どんな仕事も好きでやっている人が一番強いと私は思う。

同じ価格で、同じスキルを持った人が行うサービスでも、「この仕事、私の天職やわ!」と思いながらする仕事は、より多くの価値を生み出すことができる。

ドラッカーの著書にも書かれている有名な「石切職人の話」。
ある時、3人の石切職人が建設現場で働いていました。通りかかった旅人が、石切職人それぞれに同じ質問をします。「あなたは何をしているのですか?」1人目の職人はつまらなそうな顔をして、「お金を稼ぐために石を切ってるんだ」と答えました。2人目の職人は作業しながら、「ここで1番の石切職人になる技術を身につけるんだ」と無表情で淡々と答えました。3人目の職人は空を見上げ、目を輝かせながらこう答えました。「教会を作っているんだ。私が作った教会で多くの人が集まり、安らぎの場となるんだ」

「スキル」は一般化できても、「好き」は一般化できない。人からは理解されにくいけど、なぜか、ワクワクしてしまう「好き」の追求からこそ、新しい価値が生まれるのだと私は思う。

私は『人を繋げること』が好きで、パンケーキのインスタグラムを楽しく続けられている一番の理由もそこにあると思っている。

京都に住んでいた時、茶道を習っていた。お茶のお稽古には主婦や様々なバックグラウンドを持った社会人が来ていて、性別や年代もバラバラだった。「お茶」を通じて、一人ひとりへの気配りや、声がけ、空気づくりをすることで、人と人の心をつなぐ先生のおもてなしがとても好きだった。こういう居心地の良い空間を私も提供したいと心から思った。

今、パンケーキのインスタグラムを続けているおかげで、学生から主婦、店舗の方、趣味で食べ歩く社会人やインフルエンサーまで、このアカウント無しではあり得なかったさまざまな方と素敵な出会いがある。そして、オフ会を企画して人を繋げたり、コラボメニューを共同開発することは、すべて私にとって『茶道』の延長のようなもの。

パンケーキを通じて、私と繋がってくれた人と一緒に笑顔になれる空間を作りたい。お茶を通じて、先生が生徒さんたちにそうしていたように。

パンケーキを通じて生み出す『楽しい』という価値は、たとえ規模は小さくても、フォロワーが何十万、何百万といる人にも負けない、オリジナルな価値があると思っている。私の『好き』というこころが作り出しているから。

パンケーキで世界を笑顔に😊

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