まいどまいどの紀伊半島

父が作詞作曲した「まいどまいどの紀伊半島」という歌があります。
しかし、その歌声は残っていません。
現在、介護施設に入所している父は認知症になり、もう歌うことはありません。しかし、去年の令和4年4月25日に面会に行った時に開口一番で歌いだしたのです。
これは良い歌だなと思いました。
帰宅後、父の自宅のカセットテープがたくさんあるところにその歌詞カードがあるのを発見。
父の紀伊半島に対する思いが大きく広いことがわかりました。
山から川を下るように一番、二番、三番と南下していくことがわかります。
なぜこのような歌を作ったのか..。
息子として、父が元気な時にもっと拡散してあげればよかったなと反省。
この歌詞カードを紛失してしまわぬよう、インターネット上に文字として残そうと思い、noteを選びました。
歌詞は以下のとおりです


まいどまいどの紀伊半島
 作詞 玉置二郎

まいど皆さま 遠路はるばる
有難う 有難う
道を廻れば 鼻をつき
鼻を廻れば 肘をすりイイイ
ここはここは 紀伊半島ど真ん中
奥駈の ハァ玉置山
遥かに光る 熊野灘

まいど皆様 耳をすまして
聞きましょう 聞きましょう
窓の向こうで カジカ鳴く
鳴かぬ蛍が 灯を点すウウウ
ここはここは 奥熊野古道の里
川原から ハァ お湯が湧く
熊野本宮 八咫烏

まいど皆様 南の鴎は
一本気 一本気
惚れてしまえば 命がけ
地獄の果てまで 追いかけるウウウ
ここはここは 紀伊の国 神の国
波しぶき ハァ岩を噛む
紀州まつりの 火が揺れる


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