見出し画像

50代・行政書士副業開業の記録(9)~開業記について~

開業登録から間もない時期だと、さまざまな先輩方の開業記を読むことがある。合格前から読み始めており、準備に活用させてもらうと同時に刺激をもらっている。

竹内豊先生「開業準備実践講座」など
上山雅子先生「ひとり行政書士の開業・集客・受任ガイド」など
鈴木重光先生「セカンドキャリアとしての行政書士」

をはじめ、たくさんの先生の経験を学ばせてもらっている。

まったくくだらないし、本来こんな場で書くべきでないことかもしれないが、ひとつ気になってしまったことがある。あるアマゾンのレビューである。上記の先生のある著書に最低評価を記したものだが、「商才がない」「おそらく実家が豊かだからやっていられる」「この本は反面教師としてぜひお勧めする」などひどいことばを並べたものがあった。自分でやったこともないくせによく言うなあ。やったことないから匿名をいいことに無責任なことばを並べている。間違いなく独立して生計を立てている先生が、初期の経験をリアルに公開してくれているのにである。しかも文章が長く粘着的。そんなに嫌いなら読まなければよいのに。自分が充実しており、前向きに生活できていれば、そんなことをわざわざ書きこむヒマはないであろう。こんなことが気になってしまう自分も情けないが、実際気にしてしまうことがある。

精神科医の樺沢紫苑(かばさわしおん)氏の本に書いてあったのだが、「2対7対1」の法則があるとのこと。人が出会う人のおよそ2割は好意的になり、1割はどうしても相性がよくない、7割はどちらでもない、ということだ。その1割にフォーカスすることで悩み、精神を病み、会社を辞め、不登校になる・・なんてことは残念ながら少なくないと思われる。2割の人に向かえば基本的に楽であるが、悲しいことに1割が気になるのも事実。

自らに必要なことを選び取り、ネガティブ・危険なものとは、距離を置き、スルーする、受け流す、無視する、そして忘れる。情報にあふれた現代には重要なスキルかもしれない。

たしかに、「ひよこ狩り」ということばがあるのは事実。開業後、間もない人に対して無知に乗じて色々なものを売りつけることである。初心者向けに開業セミナーなどをやり、収入にしていることを揶揄(やゆ)するニュアンスもあるようなことばである。悪質なものは別だが、本人が値段に価値を感じることができれば大いにアリだと思う。私もそうだが、なにせ何も知らないのだから、できるだけ受講して、取り入れるものを自身が選んで、取り入れればよい、ただそれだけの話である。

今回は、嫌なことをきっかけに書いてしまいました。先輩の経験は貴重なものであり、本当にありがたい。生かせるものは真似しまくります。動画もよいものがたくさんある。いつか自分の経験を公開できるように日々を積み上げていきたい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?