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地域活動を始めた理由 -"僕の" "私の"大正大学 第1回-

・大正大学ってどんなとこだろう?

・大学生ってどんな生活を送っているの?

こんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?今回は大学生であるメディア班が感じたことをもとに、これから数回にわたって、大正大学のことをお伝えしたいと思います。

独自の授業が多い? 地域創生学部とは 

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こんにちは! 第 1 回は、すがもプロジェクトのSPS(すがもプロジェクトスタッフ)で地域創生学部 4 年 稲垣 遥がつとめます!

私が在籍する地域創生学部では、経済・経営学を元に都市や地方の視点で地域活性化を学びます。さらに、全国各地での約 42 日間にわたる長期の地域実習にて実践をおこないます。地域実習は、1 年次と 3 年次で地方実習、2 年次では東京実習に取り組んでいました(2019 年度まで)。1 年次の地域実習で、私は宮城県南三陸町を訪れ、移住について調査しました。約 42 日間、家から離れ家族以外の人と過ごす日々はたくさん泣きたくさん笑った、とても濃い日々でした。

南三陸に住み込み、地方実習!

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南三陸の実習で印象に残っているのは「103 名に行った住民インタビュー」です。一軒一軒にお伺いし、ヒアリング 調査をおこないました。背景として、南三陸町では、県外移住者が転入人口の 4 割を占め、様々な移住支援を実施しているにもかかわらず、住民と移住者の交流がなされていませんでした。 そこで、行政の政策活動を知ってもらうための「移住政策資料」や、事前にインタビューした I ターン者の取り組みをまとめた「紹介冊子」を作成しました。作成した資料を元にヒアリング調査をする中で、住民の 78 %が移住者との交流を希望してくれました。この経験は自分にとって人々の生活を豊かにした瞬間であり、実習中で最大のやりがいになりました。

銭湯文化を発信、東京実習!

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東京実習で印象に残っているのは「銭湯文化を伝える ZINE とイベント」の実施です。背景として、銭湯利用者と非利用者の計 120 名にインタビューをした結果、銭湯は入浴施設からコアな文化へと変化していることが分かりました。 そこで、銭湯利用促進のため、親子向けのワークショップイベントや、若者や外国人向けの小冊子(ZINE)を作成しま した。この経験により、文化の発信、新たな層の獲得をすることができました。これにより、文化を継承することの大切さを学べたと思います。

人々の生活を豊かにするために

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この地域実習により、人々の悩みを解決し、少しでも生活を豊かにする提案をしたいと思いました。現在では、大学外部のコミュニティ構築や観光大使、フェスの運営など様々な取り組みに積極的に関わっています。今後は、より人の心を動かす瞬間を作る中で、地域の思いや物を発信したいと考えています。

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