日本の伝統産業を考える「蒲鉾革命」Vol.2

さて、蒲鉾の時間だ。

海に囲まれる島国、日本が誇る水産加工業。

昭和50年には、100万トン以上の爆発的生産量で隆盛を極めたのが、日本を代表する水産加工品として名高い蒲鉾だ。
しかし、残念ながら近年は50万トン以下の生産量にまで落ち込んでしまっている。

そんな蒲鉾業界に一石を投じる企画を練り上げるべく、現在頭を捻っている。

業界では、取り分け解決したい課題があるという。

「若者の消費減退

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復興支援員後な私たち

私は3年4ヵ月「復興支援員」として福島県に住み、その後1年間は東京に移って復興支援員事業に携わった後、2018年3月に福島県での復興に特化した事業からは完全に卒業した。復興支援員は東日本大震災の後、総務省が作った制度で「地域おこし協力隊」の復興版と言われる。私たちが関わり始めたときは最長5年という期限付きのものでもあった。若くて優秀な、当然仕事を持っていたたくさんの人たちが、自分のキャリアを中断し

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大好きな東北~⑥津波の恐ろしさを未來に伝えるために~

目指すは、陸前高田「奇跡の一本松」

夢のような1日を終え、宮古市を出発することにしました。とりあえず今日の最終目的地は仙台です。しかし、そこに至るまでに何ヵ所か寄りたい所がありました。先ず始めが、岩手県の陸前高田です。前年の2017に福島県南相馬の「奇跡の一本松」と出会いました。しかし、全国的に有名なのは陸前高田の「奇跡の一本松」です。陸前高田は岩手県沿岸部の最南端なので、海に沿ってただただ南下

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つないでいく想い【6月17日 宮城県南三陸町〜気仙沼市】

モリウミアスでの体験の翌朝。いつもどおり一番に目覚めた私。強風でキャンピングカーは揺れている。娘はいつもよりもゆっくりとお目覚め。12時間寝て、スッキリしたかな。いい顔してる。

朝ごはんは、道の駅で買った野菜とさつま揚げ、お豆腐、そしてモリウミアスで購入した銀鮭のフレーク。娘も昨日の朝食でもりもり食べていた味。ご飯がすすむね。

食事の途中、思い出したようにモリウミアスでつくったお箸を出してくれ

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日本の伝統産業を考える「蒲鉾革命」Vol.1

平安時代から愛され、900年以上の歴史を持つ日本の伝統的な水産加工食品。

みんな大好き!

蒲鉾!!!!!!!!

…。

…。

「えっ、なんて読むの?」となってしまった読者の方へ。







答えは

【かまぼこ】である。

ちゃんと読めた人は、蒲鉾を肴に日本酒をたらふく飲める仲間だと信じている。

一方で、近年では食卓に上る機会も少なくなり、若い世代ではそもそも「蒲鉾」と読めない

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「  」で日々を彩る社会に。

2019年3月31日。3年勤めた南三陸町観光協会を退職しました。
まちあるき語り部、みなチャリ!、防災キャンプ、それと新規教育プログラム。
経験を活かせること、これからに繋がること、多彩で多様なチャレンジができたこと、たくさんの時間と機会を注いでくださったこと、ほんとうにありがとうございました。

今月からUターン4年目に入るので、少し振り返りながらこれからのことを。
(前職のことはあまり触れませ

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8年【100日プロジェクト75日目】

あの日から8年。

8年前のあの日、私は高校生だった長男のミュージカルを観るため、ダウンタウンに居た。ミュージカルが終わってスマホをチェックすると、沢山の人達から「あなたの家族は大丈夫?」というメッセージやツイートが並んでいた。地震?どこで?

実家は佐世保なので、我が家はまったく被害にあわなかったのだけど、TVやネットでみる惨状に、心の芯まで揺さぶられた。多くの人がそう感じたのではと思う。

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二つの町の今の姿

地元の一市民が見た復興格差

初めての方は初めまして。今回は3月11日から8年が経過するという事で地元の現状について簡潔ながらお話させて頂ければと思い筆を取らせて頂きました。
今回は南三陸町と女川町、二つの街の現在の姿とこれまでの経緯について述べさせていただければと思います。

先ずは女川町の現在の姿をご覧ください。

駅前は綺麗に整備され、街は日常を取り戻しつつあります。
そして、街のシンボルと

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第238回 今年の読書体験振り返り

1、今年の歴史書ベスト3

Twitterで

#2018年度歴史書ベスト3

というハッシュタグが流行っているので気になっていました。

年末に向けて投稿が増えていますが、

2018年度であれば3月まであるんですよ!

これから自分の読書体験を塗り替える名著が出版されたらどうするのでしょう。

と言いつつ自分も発信したくてうずうずしたので選んで見ました。

2、増やすよりも絞る方が難しい

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もしも、「喫茶ランドリー」の「ランドリー」が「資源ごみ回収拠点」に替わったら?アミタが南三陸町で行った実証実験。駐車場に現れたすばらしき「喫茶ランドリー」的光景とは!?

「喫茶ランドリー」には、お店の奥に洗濯機・乾燥機、ミシンやアイロンを備えた「まちの家事室」があり、来店者の多様化と店内のコミュニケーションの活性化に一役をかっています。でも、私たちがいつもお話しするように、「喫茶」や「ランドリー」という機能だけが、この全てを決定づけているわけではありません。

ぶっちゃけ何でもいいんです。その土地、その場所に見合った、「何か」がフィットすればいい。あくまでその魅力

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