見出し画像

私は本当に才能が無いの?才能についてのメンタルブロックを解除しよう。





才能は凄いものなのか?

「才能」とは、凄いものだとか、選ばれた一部の人間のものだとかいう印象がありますが、本当にそうでしょうか?僕はそれは違うと思っています。明確に違います。

「才能」という言葉に貼られたレッテルが、人を本当の自分のチカラから遠ざけています。なので、この記事で「才能メンタルブロック」を外すお手伝いをしたいと思います。是非最後まで目を通してください。

才能は凄くない

才能が凄い、というイメージはマーケティングが植え付けたものです。実際は誰にでも何らかの才能があります。才能が無い人など存在しないと断言します。なぜなら、才能とはただの○○だからです。マーケティングの考え方(他と比較することで価値を上げ、より沢山モノを買わせる為の心理手法)を外すとそうなります。さて○○とは何でしょうか?

才能とは「個性」

才能とは個性です。さらに平たく言うと「特徴」であるといえます。
自然野菜がそれぞれ形が味が違うように、単なる他との違い、ということですね。

あなたが「好きでいくらでも没頭できてしまうこと」を考えてみてください。それは何でしょうか?それは多分、周りの人とは違うことではないですか。これが個性です。

ただ面白くてやりたいので、誰に頼まれなくてもやっている。下手をすると永遠にやってしまう。親に怒られたり、仕事に行かないと行けないような制限が無ければずーっと出来ること。それがまさに「才能」です。

こういうことは、集中力も続きますから、それが好きではない人がやるのと比べてどんどん上達しますよね。まさに「才能」というコトです。

才能に関するよくある悩み

私には才能がない

上記の理由により、「自分には才能が無い」と思っている方、沢山居ると思いますが、それは間違っています。

・才能が無いのではなく、それに興味がない。
・自分の興味と好きを、突き詰めて考えていない。

このただ2つだけだと思います。

集中力がない・要領が悪い・向いていない

説明した通り、ヒトは興味が無いこと、イヤイヤやっていることには没頭できません。いや自分は要領が悪いのだ、それに向いていないんだ と言いたくなるかもしれませんが、ココロのどこかで面倒だとか、やりたくないと感じているのではないでしょうか。

まずは自分のハートに「本当にやりたいの?」を問いかけるところからはじめると良いでしょう。

"能力"についてのシンプルな事実

才能のあるコト以外をやらない、やりたいことだけで生活するというのが理想とはいえ、今の社会ではそうも行きません。才能があるとか無いとか言ってられず、ただやる必要がある事の方が沢山でしょう。

とにかく「デキる」能力が欲しいというのが本音ではないでしょうか。

では、才能が無くても関係がない、ヒトの能力(スキル・技術)について考えてみましょう。

その結論ですが、何の色気も、ドラマティックさもありません。

反復したものが、上達する

これだけです。

○○すれば誰でも上達することができる

好きだとか嫌いだとか、得意や苦手はさておいて、それを行う時間を取り繰り返すこと。そうすることでカラダが学習します。自転車や車の運転が小さな子どもからお年寄りまで誰でも出来るように、反復すればスキルが身につく。それがシンプルな事実です。

その中で車の運転技術に興味がゆけば、ただ道路を走る以上のテクニックを身につけることも出来るでしょう。

好きとか嫌いとか言わずに、やってみる、そして反復する。

嫌いだ苦手だという先入観があったとしても、繰り返す間に楽しくなってきたり、やってみたら実は面白かった、好きだったという事に気づくかもしれません。

やってもいないことに先入観を持つのは自分の可能性を自分で狭めているだけだというのが分かります。

好きでないモノゴトを上達するには

もし好きなコトでなくても、習慣化すれば必ず上達します。「好きこそ物の上手なれ」と言いますが、それは好きならば簡単に習慣化できるからです。

つまり、才能とは「好きを見つけるチカラ」のことであり
それは先入観のない「曇りなき眼」だと言うことができるでしょう。

いかにそれを面白がることができるか?ココロの持ち方が大切ということですね。

【結論】

才能とは、自分にとっての○○なコト

自然に興味を持ち、それを重要だと感じ、それに没頭出来るほどの楽しさを見出しているコト、つまり、そのヒトにとっての必然が、そのヒトの才能と言えます。

そして「好きすぎてやるのが苦ではない」ということも重要です。

褒められなくても、例え一円も貰えなくてもやりたいこと。
対価が無いと出来ないことは本当の好きとは言えません。

むしろ好きか嫌いかなんて考えすらしない事も多々あります。それは本人にとって当たり前だからこそ気付かない価値なのかもしれません。

だから、まずは自分の「好き」に興味を持つコトです。
自分が何に喜びを感じるか?自分の本質が興味を惹かれるコトを探してみましょう。

あれこれ考えずただやってみる

ほんとうは好きなことなのに、お金にならないとか、流行らないから、役に立たないから、と考えているから気づいていないだけかもしれません。

今は見つからない、自分の気持が分からないのなら、身につけたいなと思っていること事を習慣化すること。好きか嫌いかやってゆくうちに分かります。それが実践的で、良いプロセスではないでしょうか。

男女も友人も付き合いの中で徐々に好きな所、そうでない所が見えてくるように、最初から全てが分かっていることなど一つも無いのだと思います。

豊かで幸せになるための才能の使い方

ここまで才能についての考察をしてきました。今日まで見逃してきたかもしれない自分の可能性に気づいてきたでしょうか?

根本的に「才能」とは、自分だけの為のものではなく、誰かの役に立てるものです。自分以外の誰かを助けたり、楽にする。人と人の関わりの中でだけ、あなたの能力が「才能」であると認識されます。

もし、自分独りの為に力を振るうなら、それはいずれ暴力となってしまいます。そのやり方では誰かから奪う事を避けて通れないからです。人は離れ、孤独になります。一人ぼっちの世界で無双しても本当の意味での豊かさを作ることはできないでしょう。

人は独りで生きることはできないですし、独りで生きていると思っているだけで、事実は違います。

誰かの役に立ち、それがダイレクトに自分の喜びであることを見つけましょう。

そうすれば、喜びが循環し、良い人間関係に恵まれ、経済的にも豊かになる事ができるでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?