皿洗いだけが左利きになったワケ

平成31年4月23日 毎日ARUYO通信第247回
皿洗いだけが左利きになったワケ
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最近、毎日お皿洗いをしています。
お皿洗いをすると、無意識に左手でスポンジを握ってしまいます。
利き手は右なのですが、洗い物だけは左利きのような動きになります。
なぜこうなったのか?というと、
大学時代にバイトをお蕎麦屋さんでしていたのですが、この時に左でやるようになったからです。
もっと言うと、当時ラクロスをやっていて、「左手でもっとうまくプレーができるようになりたい!」と思い、
洗い物の時間も何かも繋げられないか?
と、考えて、左手でやるようになりました。
恐るべきもので、20年以上の月日が経った今も無意識で、利き手ではない左でスポンジを握って何の違和感もなく洗っています。逆に言うと、右手主導では出来ません。蕎麦屋のバイトまで洗い物をやったこともなかったですから笑

もう一つ、左手で出来ることといえば、箸を使うことです。
これは高校生の時にサッカーの試合で右手首を骨折し、右手が使えなかった時期があったからです。
当然、こちらは無意識で左手になることはないですが、まぁ必要であれば左手で箸を握ることもできますと言ったレベルです。決して上手ではないですが、まあ使えます。
本来、できもしないことができるようになった理由は、今振り返ってみればかなり明確です。
前者は、
ラクロスの試合で活躍したかった、結果を出したかった
から。その目標が、強烈だったからです。
後者に関しては、生きていく為に必要だったからですね笑

僕が所属していた慶應ラクロスは、高校にもラクロス部がある数少ない学校でした。なので、他の大学では大学スタートが当たり前のラクロスが、慶應では高校からやっている人がいる特殊な環境でした。当然、大学から始めた僕より、高校3年間をプレーしてきた大学1年生の方が圧倒的にキャリアも実力もあるわけです。
中でも、僕の一個下学年はゴールデンエイジと呼ばれる、凄いメンバーが揃っていて、入学と同時にレギュラーになる選手が複数いました。
そんな激戦の中で、大学から始めた僕がレギュラーになろうなんていうのはかなり無謀な取り組みでした。
しかも、レギュラーが固定されるポジションでしたので、激戦も激戦でした。そんなことも真面目に考えずに…目標にしていました汗

傍から見れば、「いやいや、無理でしょう。まあ頑張れば」といった感じだったと思います。
実際、僕自身も、「限りなく可能性は薄いが、チャンスはゼロでない」
位に思っていました。
でも、可能性があるなら全力で賭けてみよう
って当時はなぜか思っていました。理由は今でもよくわかりません。
終わってみれば、やっぱり目標を達成できませんでした。
でも、その目標は強烈だったからこそ、その過程で得た数々の経験は僕の血肉になっています。
生きる姿勢や考え方はもちろんのこと、身体としてこのように左手で皿洗いは無意識でできるようになっている訳ですし笑
(具体的なことは機会があれば書きたいと思います)
このように考えてみると、
傍から見ればあり得ないような高い目標を掲げ、それにチャレンジしていくと、その過程で
必死で考え行動するようになる。その行動の中で、身に付いたものは、いずれ無意識レベルで実施できるほどのものになる
ってことです。
そして、恥ずかしげもなくこういった目標を、当時はチームのメンバーに言っていたような気がします、当然家族にも。
そう、口に出すのも大事だったのかもしれません。いや、大事なんです。
言葉の力は強いんですよね。

何気なく久しぶりに皿洗いをするようになって、なんの違和感もなく無意識で左手でスポンジを握る、その自分の姿を知覚した時に、あの時は必死だったんだな。目標の力ってすごいんだなとしみじみ思った訳です。
掲げた目標は、高ければ高い方が本気度も上がる。
当然、一生懸命度合いも跳ね上がるから、その達成方法を四六時中考え続けるようになる。
どんなことでもどんな時間でも、その目標に繋げる方法はないか?
そんなことを自問自答するように、人は成るのかもしれません。

現在、絶賛生活組み直している最中ですので、そもそもの、自分の目標について見直し&再設定したいと思うのです。
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目標の力はすごい。
どうせ掲げるのであれば、徹底的に高い目標を掲げるべし。
そうすると、どうすればそれが達成できるのか?
と、四六時中自問自答するようになる。
人に言うという行為も効果が高い。
上手く巻き込むことが出来れば、目標達成の大きな助けになる。

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