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企業選別の指標について

こんばんは。ポケごーです。
出勤時に駅まで自転車なのですが、朝の気温がエグッ!!
寒すぎでしょ。手袋の意味無いし、マフラーだけじゃ足りないし!

では、前回は投資する企業を探す為に必要な3つの指標を見ていきました。
今回は選んだ企業の中身を見てみましょう。
下の表は【9432】日本電信電話 通称NTT の銘柄詳細になります。
ここではバフェットコードを使用していますが、「みんかぶ」「銘柄スカウター」「ザイマニ」etc
ご自身の趣味に合うサイトを使用するといいでしょう。

バフェットコードより
ザイマニより

優良株を選ぶには「利益成長率」「増配率」「配当性向」でしたが
これらは過去の実績値から抽出した事になります。
過去実績が良い企業が今後どうなるのか?を分析していく事になります。
分析といってもざっくりで構いません。
「どんな企業か」
「業績は右肩あがりか」
「配当は有言実行しているか」
「株主還元を考えているか」
上のバフェットコードの左側にあるタブに
「企業概要」「株価」「業績」とあります。
こんな感じか~程度で良いので目を通してください。

次に配当株をする上で大事な指標を見ていきましょう
ROE自己資本利益率
・投資(資本)に対してどれだけ稼げているかの数値になります
ROEは高いほど経営効率が優秀、8~10%を超えると優良企業と言えます
業種によってばらつきもあるので同業種3企業で比べてみましょう
NTTでライバルと比べてみましょう
NTT ROE 13% 
KDDI ROE 13.1%
SB ROE 22.8%
どこも〇ですね。

◆配当利回り
・一般的には配当利回りは3%あると高配当株と言われます
ではNTT、KDDI、SB はどうでしょう*2月6日時点
NTT 株価185円 配当 5円 利回り2.6%
KDDI 株価4691円 配当140円 利回り3%  
SB 株価1995円 配当86円 利回り4.4%
NTT以外 3%を超えていていいですね!

◆自己資本比率
・総資本における自己資本の割合をさします
自己資本比率が高いほど財務が健全で30%を超えていると評価いいです
ではNTT、KDDI、SB はどうでしょう*2月6日時点
NTT 34.7%
KDDI 38.4%
SB 15.5%
やっぱり NTT、KDDIは高いですね。SBは2社の半分程度

◆業績は右肩上がりか
概ね、売上、利益共に上がっていますね

売上、利益のグラフ


◆配当は有言実行か、株主還元は考えているか
配当は1円ずつですが3年に一度、上がっていますね 
減配もしていません
配当性向は緑の折れ線部分ですが左14/03には32.2%
23/03で33.7%となっています
配当性向
~40% 低配当性向 ◎
40%~60% 中配当性向 〇~△
60%~ 高配当性向 △~×

配当額、配当性向

◆まとめ
・稼ぐ力ROEは13% 業績も10年程度微増ながら右肩上がり
・株主還元は利回り2.6% 23年間 非減配中
・自己資本比率 34.7%と健全
ここまで調べたらあとは買うのか買わないのかを決める。
更に業績を深掘りする場合は「決算短信」「決算説明資料」「中期経営計画」を読んで見てください。「決算短信」は嘘偽りの無い実際の数字です。

ここでいやーちょっと投資するには嫌だな~と思えばここで
終わりにし次の企業を調べましょう

いかがだったでしょうか。
いいなと思った企業を少し深堀りしてみると興味が出てきませんか。
今日もお付き合い頂きありがとうございました。

*ポケごーの個人的な見解であり、購入をお勧めするものではありません。株式投資にはリスクが伴いますので、投資前には慎重に調査し、自身のリスク許容度を考慮することが重要です。

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