あさけの

物語を見つけ、物語で遊ぶ黒猫。文字書きしています。小説、舞台や声劇台本、ツイッターでは…

あさけの

物語を見つけ、物語で遊ぶ黒猫。文字書きしています。小説、舞台や声劇台本、ツイッターでは140字小説などを書いています。

最近の記事

2023年

めちゃくちゃにお久しぶりになってしまったnote。はい、お久しぶりです。2023年も終わりそうなので今年を振り返りつつ、言いたいことぶちまけていこうかなと思い現在12月30日23時53分に書いています。書き終わることにはもう日付超えてんね多分。  さてここ数年の私は声劇台本を中心にシナリオや物語を書いているわけですが……だけど今年はイラスト書いたり、youtubeで実況動画出してみたりと……あまり創作自体には力を入れてこなかった……というか入れられなかった、という印象が強い

    • ssシナリオ「bad guys」

      3つのキーワードをもとに掛け合い台本を書いていきます。 今日のキーワード 「詐欺師」「ペースダウン」「充電器」 登場人物 ジョーカー 男性。泥棒。冷静。ジョーカーの相棒。 キング 男性。詐欺師。チャラい。キングの相棒。 (2人がアジトにしている場所。) ジョーカー  ……あれ? キング    ん?どうした? ジョーカー  パソコン充電されないんだけど。 キング    うそ、故障? ジョーカー  いや……パソコンのほうは問題なさそうだけど。 キング    じゃあ、なに?

      • 調子乗ってブラウザで見まくってたらツイッターないないなった……(呟くこともいいねもできない)

        • 正攻法で戦えない #呑みながら書きました

          note執筆の頻度は格段に落ちましたがこの呑みながら書きましたは参加したい。もはやnoteアカウント、このイベントのためにあるんじゃないかなと思うくらい。 と言いつつ出遅れました。昨日参加する予定で、でも少し体調悪いからキレートレモンでビタミンでも撮って書こうと思っていたら夜バタなってしていて結局書けず……体調復帰したのにぴtだみんcとりながらこのノー手書いてます。酔ってないから誤字しないんじゃない?とか思ってなのにすでにこの誤字のオンパレード。どうなってんの私。 さて、

          【ショートショート】ひとりぼっちのマンドレイク

           ある日、マンドレイクは引っこ抜かれた。 隣にあった人参に間違われ、引っこ抜かれた。 畑仕事の手伝いに来ていた少年に引っこ抜かれた。  両親はすぐに気がついて、息子の耳を両手で塞いだ。 しかし、マンドレイクは鳴かなかった。 ただ静かに、窪みのような小さな2つの目で少年をじっと見つめていた。 「なに、このマンドレイク、気味が悪い」  お母さんはマンドレイクを放り投げた。マンドレイクは悲しんだ。だけど声も上げられなければ、涙を流すこともできなかった。  マンドレイクは歩き出し

          【ショートショート】ひとりぼっちのマンドレイク

          【お試し】掛け合い台本を作ってみよう

          人と遊びたいのです。出だしは共通でもきっと書く人によって違くなるんじゃないか。違くなるに決まってる。なので違いを見たい!と思って掛け合い台本のテンプレート的なものを作ってみました。 掛け合い、台本なんて書いたことない!でも書いてみたい!と言う方向けに私流にはなりますが引っ掛かりになるような創作のヒントを書いたのでよかったら参考にしてください。(参考になるのかわかりませんが……そこも含めての【お試し】です) 普段から掛け合いや小説を書いてる方は自身のやり方等あると思いますの

          【お試し】掛け合い台本を作ってみよう

          #物書きによるアドカレ ありがとうございました!

          クリスマスもとっくに過ぎて既に世間はお正月モードではあるのですが……ここでは12月1日から25日までの間に開催していた #物書きによるアドカレ についてまとめと感謝をお伝えする記事を書いていきます。 全ての作品はこちらから読めます。 https://adventar.org/calendars/7458 以前、noteを書いていたときに参加させていただいたアドベントカレンダー企画。そして今年は自分で主催してみるということをしてみました。今年はありがたいことに物語を書く方々

          #物書きによるアドカレ ありがとうございました!

          #呑みながら書きました に乗じて2022年を振り返る

          お久しぶりぼのみかきがー!!早速書けてないーwww 前書いてた時は呑み始めてから一緒に書くということをいていたのでそんなの誤字をしなかった印象なのですが……今回はこちらを一杯呑んでからなのでそこそこ酔ってますw マッコリ好きなんですよね……どうしてハマったのかななんて考えて、以前声優の安元洋貴さんがパーソナリティーを務めるラジオのプレゼントdwマッコリが2本当たったことがあり。そこからハマってよく飲むようになりましたね。ラジオを好きでよく聞くし、前はメール送ったりもしていて

          #呑みながら書きました に乗じて2022年を振り返る

          四季庭園の化け猫茶屋

          あらすじ とある公園。その中にある四季庭園。春には桜が咲き、夏は蛍が飛び、秋には紅葉が色づいて、冬になると雪に覆われる、そんな日本の美しい四季をぎゅっと閉じ込めたようなそんな庭園。庭園の中には小さな茶屋があり、人が良さそうな大男の店主がお茶と上品な菓子を出してくれる。しかし店主の正体は長い時を生きる化け猫。その正体を知っているのは不登校気味でいつもこの茶屋へやってくる中学生の翔平だけだ。このお話はそんな化け猫と少年の何気ない日常を描く。

          四季庭園の化け猫茶屋

          第三話「時間と大切なもの」

          登場人物 化け猫(男)・・・・・・長く生きている妖怪。四季庭園の中にある茶屋の店主をしている。 翔平(男)・・・・・・中学2年生。学校に行かずによく茶屋で暇を潰している。 翔平  『小高い丘にそびえ立つ、大きな桜の木。この木は、とある巫女を守っていたという言い伝えがある。現在、桜の木の周りは公園になっていて、さらにその中には四季庭園といって、木々が植えられ、池と築山などで作られている庭がある。名前の通り、春には桜が咲き、夏は蛍が飛び、秋には紅葉が色づいて、冬になると雪に覆わ

          第三話「時間と大切なもの」

          第二話「疑問符と猫」

          登場人物 化け猫(男)・・・・・・長く生きている妖怪。四季庭園の中にある茶屋の店主をしている。 翔平(男)・・・・・・中学2年生。学校に行かずによく茶屋で暇を潰している。 翔平  『小高い丘にそびえ立つ大きな桜の木。この木はとある巫女を守っていたという言い伝えがある。現在、桜の木の周りは公園になっていて、さらにその中には四季庭園といって、木々が植えられ、池と築山などで作られている庭がある。名前の通り、春には桜が咲き、夏は蛍が飛び、秋には紅葉が色づいて、冬になると雪に覆われる

          第二話「疑問符と猫」

          第一話「大きな桜の木の下で」

          登場人物 巫女(女)・・・・・・神から強大な力を授かった女性。もらった力を使い村を妖怪や悪霊から守っている。 化け猫(男)・・・・・・元々野良猫だったのが、最近になって化けた猫。長く生きることになってしまい、生きる意味を見出せずにいる。 少年・・・・・・現代の化け猫が営む茶屋に通う不登校の中学生。(巫女と兼ね役) 化け猫 『春。満開に咲き誇る大きな桜の木の下。俺は生きる理由を見つけることができず、木の幹に寝転がっていた。』 巫女  おい、そこの化け猫。 化け猫

          第一話「大きな桜の木の下で」

          劇場の殺人鬼

          小さな劇場の、誰もいない舞台。美しい彼女は1人、天使のような歌声を響かせる……俺の標的であるとも知らずに。  俺は舞台で輝く女優が血に塗れている姿が好きだ。だからこそ彼女らを殺す。俺は潜むことをやめ、観客席から彼女に拳銃を突きつける。 「ニュースを見てないのかい、歌姫さん? こんなところでたった1人……無防備すぎやしないかい? 」  銃を突きつけられた彼女は動揺することなく、冷笑していた。 「あなたが女優さんばかりを狙う殺人鬼さんね。会いたかったわ」  こいつは何を言っている

          劇場の殺人鬼

          自己紹介

           はじめまして。 「物語を見つけ、物語で遊ぶ黒猫」 あさけのです。  ……初めましてといっても、昨日note内の企画のために1作品あげてしまっているのですが。ご挨拶が遅くなりました。  最近は小説書いたり、演劇用の台本を書いたり、声劇用の台本を書いたり……ツイッターで短めのセリフを書いたり。とにかく色々な形でお話を書いています。  演劇が好きです。最近だと声劇と言って、声だけでお芝居するのをよく聴きます。とにかくお芝居が好きです。どちらも演じる側もやりたい!という気

          自己紹介

          孤高のヴァンパイアハンター

          「う、うわあああああああ」  午前0時。飲み会の帰り、誰もいなかったはずの高架下。僕はいつの間にか3人の男に囲まれ、そのうちの1人に抱きつかれ、首筋を噛まれようとしていた。そう。奴らは人ならざる者……吸血鬼なのだ。僕の動きを不自由にしている彼の牙はもう皮膚に触れている。僕は咄嗟に命の危険を感じた。もうだめだ……そう思ったとき。 パアン  響いたのは銃声だった。音のする方を振り返ると、1人の吸血鬼の脳天が撃ち抜かれていた。彼はその場で動かなくなり、ドサリと鈍い音を立てて前方

          孤高のヴァンパイアハンター