英語コーチングに何を求めるかは人によって異なると思います。
しかし、「英語力を伸ばすのに効果的な英語の勉強方法」を求めている人は、多くいらっしゃると思います。

実際、私自身も、体験英語コーチングで、大まかに「こういうことをやるといい」という内容はお伝えします。
そのうえで、「コーチングを受講したい」という人もいれば、「まずは一人で教わった内容をやってみる」という人もいます。
それ自体は、どちらでもいいのではないかと思います。

私自身、英語コーチングスクールに通うことを検討した時、「自分一人でできるだろうか」というのを真っ先に検討しました。
実際、私が通った英語コーチングスクールでも、学習方法については詳細に公開していましたので、独学でやることも可能だったとは思います。

しかし、私は、迷わずコーチをつけることを選びました。
なぜなら、一人でやるにはとにかく膨大な量だったし、それを短期間で最短距離で「正しく」できる自信もなかったからです。
言い換えると、「現在地と目的地が遠すぎた」からとも言えます。

そして、何より、私の場合は「米国大学院留学」が目標だったので、年に一度しかないアプライのタイミングに間に合わせるために、とにかく独学で遠回りする時間がもったいなかったからです。

実際、英語コーチングを受講してくださる皆さんには、各教材の詳細な学習方法をお伝えしますが、最初の週はそれでもやり方が何かしら間違っていることの方が多いです。
そういうところを一つ一つ修正していくことで、最短で成果を出すことができるわけです。

さらに、ある程度実力が伸びてきたら、それまでと同じレベルの教材に取り組むのは時間の無駄です。
教材のステップアップを見極めて、ちょうどいい負荷のトレーニングをし続けることで、成果を出していくことができるわけです。
ちょうどいい負荷のトレーニング＝脳が汗をかくトレーニング、と言い換えることもできます。

体験英語コーチングで、やるといい学習方法の概要をお伝えすることは全然可能ですし、積極的にやっています。
実際、それだけで十分な人も中にはいらっしゃいます。
具体的には、現在すでに毎日の学習習慣があって、自己学習を進められていて、進めている内容も概ね正しく、目標までそれほど遠くないようなケースです。
そういう方は、別に英語コーチングは受けなくてもいいのではないかと思いますし、特に必要ないと思いますとお伝えすることも実際あります。

一方で、体験英語コーチングでやり方だけお伝えしても、それだけで独学で正しく続けていくのも難しいだろうな…という気持ちになる方も多いのも正直なところです。
具体的には、現在毎日の学習習慣がなかったり、現在やっている内容が目的と合っていなかったり、目標と現在地が遠いようなケースです。

なので、本当のところは、学習方法を学ぶつもりで3か月くらいはコーチングを受けてもらえると、その後も自分で応用していくことができる自己学習方法が習得できるのにな、と思います。

先日、体験英語コーチングを受講してくださった方から、「けっこういろいろとやることがあるんですね」と言われて、ふとそんなことを思いました。

実際、当スクールを卒業していかれる方たちは、「どういう学習をしたらリスニング力を伸ばせるのか」「どういう学習をしたらスピーキング力を伸ばせるのか」をご自身の学習経験で実際に「体感」したうえで、今後の学習方法の道筋がある程度見えた状態で卒業していかれます。
この状態になると、私も安心して送り出すことができます。

3か月、6か月という限られた期間では、最終的なゴールまで到達しないことも多いですが、そこまでの道筋が見えていて、必要な学習方法も身についていれば、続けることで必ず目的地まで到達できます。

「学習方法の体得」という見えない価値について、少しでも伝われば幸いです！

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