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情だけで続く人間関係

ふと考えてみたら、私の人間関係というのはほとんど情で成り立っていることに気付いた。

元彼氏と6年くらい付き合っていた(出会ってからだと8年くらい)けれど、途中から情を理由にして別れる選択ができなかった。
ちなみに元彼氏は3歳年上だったが、いつまでも女子高生が好きで今考えれば相当気持ち悪かった。
水族館に連れられ、私の写真を撮るふりして女の子の写真を撮っていた犯罪者予備軍。
それでもなかなか別れる決断ができなかったのは、積み重ねた年月、つまり情があったからだった。

これは友人関係にも同じことが言える。
小学生からの付き合いになる友達がいる。
今までの十数年で彼女のおかしな言動をたくさん見てきた。
それでも縁を切らないのは、もう情でしかないのだと思う。

ツイッターのフォロワーもそう。
数人とずっと相互フォローの関係にあり、ツイッターを辞めることができない。
長年のフォロワーの人たちの日常をもう垣間見れないと思ったら、なんだか惜しく思えてしまう。

自分から嫌になって縁を切るというのはほとんどなくて、大体は相手が勝手に離れていく。
私には縁切りのエネルギーがない。
そして年月や情に弱いのだ。
だから不満を感じることがあっても切ることができない。

情というのは言ってしまえば惰性だ。
惰性で付き合い続けている。

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