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最近気付いた苦手なこと

最近はエッセイを読むのが結構好きだ。
10年前までは小説派だったのだけど、うつになってからは軽快に読めるエッセイが気楽でいい。

それで、色々な作家のエッセイを読んでいて気付いたことがある。
それは、作者の幼少期の話が苦手、ということ。
小学生、中学生時代の話も苦手。
なぜだろう。
私は今の作者の日常やらを読みたいのであって、「作者」になるはるか前の話は特に興味がないのだ。
いくら好きな作家で、今のことを書いたエッセイがすごく面白くても、幼少の話はどうも面白いと思えない。
ページを飛ばしたくなる。

苦手なものは他にもある。
みた夢の話、だ。
これは作家のエッセイに限らず、身内や友達やSNSの人が夢の話をしだすと、ああつまらない、と思う。
現実じゃない、何が起こっても不思議じゃない世界の話を、他人に話してどうなるんだろう。
特に、長々と話し続ける人はすごく嫌だ。
つまらない話を何も気付かず続ける人は、まわりが見えてないなと思う。

上記ふたつとはだいぶ毛色が違うけど、苦手なものは他にもある。
(元)陽キャの人がやっている飲食店。
入って後悔したことしかない。
陽キャの人が悪いというよりは、私と陽キャの人が性格的に相容れないのだと思う。
メニュー表や店内のあらゆる注意書きの張り紙の主張が激しいお店が多い気がする。
そして必ず、常連のお客と馴れ馴れしすぎるくらいに話している。
食器やカトラリーもカラフルだったりポップだったりして、落ち着かない。
こういうお店が悪いと言っているのではない。
私がとにかく相容れないだけ。


苦手なもの、つまりマイナスなことを書くのはよくないって、なんとなく感じる。
noteって、プラスなことを素敵に書く場って雰囲気だから。
それも実は、私は苦手。
じゃあなんでnoteやってるの?って話なのだけど。
自分が勝手に持っている(はずの)noteのイメージを、少し、変えたい。
もっと気楽に、思ったことを書きたい。
そういう地味な挑戦を、私はしているのかもしれない。

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