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沖縄帰省中の感想 その2

タイトルに偽りあり。

ごめん、「中」に続き書く意気込みだったのでこのタイトルにしたのだが、その後連日夜更かしマンだった上に帰省前からすでに睡眠不足だったので無理でした。

言い訳はこのくらいにして。

沖縄帰省中(帰省後)の感想その2、いっきまーす。


味が違う

バナナが美味い。逆に、沖縄を離れて埼玉に来た時、バナナの不味さに驚いた。バナナとは家の裏に生っている島バナナではなく、普通にフィリピン産とかのアレだ。おかしいぞ、バナナがこんなに味気なかったりエグみがあったりするわけないだろうと色々試したがどのバナナもそう。シュガースポットできまくってもそう。それでも時々買って食べていたが、あまり美味しくないのでバナナを食べる頻度も落ちていった。

しかし実家に置いてあったバナナがマジで美味くてビビる。同じくフィリピン産のソレだ。僕の親戚も、沖縄で食べたバナナが美味いと感激し半分埼玉に持ち帰って追熟させて食べたらマズかったと言っていた。バナナ美味しくない件は今のところ原因不明で、知っている人がいたら何故なのか教えて欲しい。ただの錯覚だろうか?ちなみに沖縄の道端で売られていたりする安い小さいマンゴーは小さくてもちゃんと甘いのでどうぞご安心を。

しょっぱい味付けになりがち。暑いと体が塩を欲する。また暑く湿度も高いと腐敗が早いので塩をすり込むことになる(または油で揚げる)。酒を飲む人が多いのでツマミとしてしょっぱいものを食べることも多い。また、米軍統治下でファストフードが始まったのが本土よりも早かったせいで高齢者も関係なく塩気の多いファストフードのハンバーガーやチキン、ピザに慣れ親しんでいる。しかし塩分の摂取量が実際に他県に比べて多いのかは知らぬ。漬物はさほど食べないし・・・

甘いレモンティー飲みがち。食堂で水のかわりに出てくることもあるし、家の冷蔵庫に常備されていたりする。僕も高校生の頃は朝コンビニでリプトンのアイスレモンティー紙パック1000mlを買ってストローぶっ刺してビニールに入れたまま机の横に吊るしておいてがぶがぶ飲んでいた。独自スタイルではなく、皆やっていた。あるあるだ。参考リンクを見つけたので貼っておく↓

さんぴん茶(ジャスミンティー。中国語の香片茶(シャンペンチャー)から来てる)も捨てがたいが、学校は3時間目くらいになってくると心が折れ始めるので甘味で自分を励ますためにもやはり甘いレモンティーを選んでいた。

暑い国だと、タイなども甘いお茶ばかり売っている様子。暑い国の人が甘い飲み物を求めるのは、糖は体温を下げるからと聞いているが、果物で喉の渇きを潤していた名残ではないだろうか。小学生の頃の帰り道、暑い中歩いて帰っているとサトウキビの収穫をしていた人からサトウキビを一本貰って齧りながら帰った記憶がある。

客にコーヒー出しがち。これも米軍統治の名残だと思われる。それとも僕の親類が揃って客にコーヒーを振舞っているだけだろうか。当然のようにコーヒーを入れてくれる。いやしかし、昔は沖縄のいたるところにコーヒーシャープ(coffee shop)があって賑わっていたそうなので、やっぱりコーヒーに親しみがあるのではないか。

コーヒーと言えば、レッドライン。赤道に近い国が生産に適している。なれば沖縄は・・・?と思うが、標高の高い山はないため寒暖差が少なく(山は寒暖差があるので山で栽培されることが多い。ブルーマウンテンとか、バリ神山とか、コーヒー豆の銘柄に山って付きがちなのはソレ)土壌は赤土で酸性、水はけも悪い。どうも向いていない気はするが、それでも努力し2016年にはスペシャルティ認定を受けた農園があったり、ネスレが一昨日沖縄コーヒープロジェクトを発足させたばかりだったり、じわじわ盛り上がって・・・くるかもしれない?



時間がゆったり流れている

沖縄旅行者が言うランキング上位に食い込むセリフであるが、逆に僕が埼玉に来た時に感じたのが「日が短い」だ。少しのんびりしていたらもう暗くなってしまう。日々のことを早めに取り掛からなければ間に合わないので、焦らされているような気になった。

単純に、沖縄は緯度が低いので日の出と日没が遅い。朝型じゃない人は日の出を確認することはないが日没を確認することは多いだろう。つまり、普段日が沈むはずの時間は沖縄ではまだ明るいので、日中を長く感じ、それが「時間がゆったり流れている」に繋がるのではないか。

また、夜型社会かつ車社会ということもあるだろう。

(余談。飲み会なら仕事が終わって一回家に帰って、風呂に入って着替えて21時頃居酒屋に集合がデフォルト。しかし21時5分前に着いても一番乗りである可能性が高く、みんなが集まるまで一人で時間を潰すことになる。22時になってもまだ揃わない。23時頃は流石に全員揃うが、お開きが0時1時過ぎるのは当たり前。なので「全員揃って乾杯でスタート」という文化は無い。最初に揃った数人で乾杯して飲み始め、後から人が来るたび乾杯。なので全員揃っての乾杯の時点ですでに出来上がっている人もいる。上司が到着する前に飲み始めるのもアリ。)

(この「全員揃って乾杯でスタートが無い」のは結婚式ですらそうである。式が始まる前、会場に人が集まり始めている時、着席してすぐに飲み始める人は珍しくない。これは暑さからの水分補給もあると思う。ちなみに沖縄の結婚式は大人数な事が多く(招待客300人以上もざら)中華テーブルに大皿料理が運ばれてくるので各自自分で取って食べるスタイル。そこにオリオンビールやオレンジジュースやコーラの瓶があるので、栓を開けてコップに注いで飲もう。)

電車がない故に渋滞に巻き込まれる事も多く、また駐車場難民になることも多いので時間に遅刻することに対し多少寛容である(全く寛容でない人もいるが、集合時間を集合の目安時間と捉える人も多く、全体的にも時間厳守の意識はさほど高くない)。終電が無いので、真夜中でもお誘いが来たら車に乗り込みはせ参じることもできる。それを見れば、やはり時間がのびている感覚になるのではないだろうか。

また、強い日差しや急な雨、台風、つまり自然も関係があるのではないだろうか。強い太陽に睨まれたり、急に前が見えなくなるほどの強い雨に降られたら作業を中断せざるをえない。台風がやってくると分かれば、早めに食材を買い求めビデオを借りてきて家にこもる。予定があろうがなんだろうが、自然に逆らうのは無駄だと知っているからだ。そういう態度も、何があろうととにかく出勤せよ、時間を厳守せよという土地から来た人の目にはユルく映るのかもしれない。


ンー まだあるが、キーボード叩いていたら結構な時間になってしまったので寝るよ。またいずれ。

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以下、有料部分には「お礼」と「関係の無いオマケコーナー」くらいしかありません。

↑の記事を読んで、浅木にコンビニのコーヒーRサイズ一杯くらいオゴってやろうという人がいるのならどうぞお願いします。それ飲みながらまた記事書きます。

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