わがまま、なんだと思います。
わがままを究極に極めたら「我がまま」になるのだろうか。
どうしてもやれない事をどうしてもやりたくないと、どうしてもフリーズし逃げます。嫌なものは嫌なんです。もうそうやって思っちゃったもんだからどうにも、こうにも手足が動きません。どうしたって、イメージできちゃんだもの。最低な気持ちと表情の自分が。だからあたし、わがままなんだと思います。我慢ができなくて足並み揃えられないわ。ごめんなさい、わがままになってしまって。
そして、何が嫌かと言うと。それが私にも分からないの。何が嫌っだったのかしら、でもね無理なのよ。これ以上はおそらくもう無理なんだわ。
…これは当時7歳の頃の5月末の私の心。
踊りと対話とチョット考えるパフォーマンスイベント
「NATTO〜粘らなきゃいけないの?〜」
コロナ禍による横浜市文化芸術支援の一環として開催いたします。公演にあたっては収容施設100名ほどの会場に対して8割減の客席で対応し、コロナ感染防止をしっかりと行なった上で開催いたします。
本公演はダンサーとミュージシャン、そして不登校やひきこもり等の教育問題に取り組む登壇者の方と行う60分チョットのライブパフォーマンスです。
・ファッションや芸術に興味のある人が少しだけ教育に触れて問いを持って帰ってもらう。
・教育者や芸術に興味のない大人に踊りや歌に触れてもらい問いを持って帰ってもらう。
を目的としています。新学期が始まり、GWも終え少し落ち着いた今、
あなたは今日、どんな気持ちですか?
新しいスタート切っていますか?正直ミスったぜとしんどいですか?
疲れは体調とともに必ず表れてきます。5月病というのは理にかなったものかもしれません。身体のサインを言葉にしてくれた。冒頭に話したように小学校に対して期待に胸を膨らませて楽しみに入学した7歳の私は2ヶ月間の義務教育を受け、そこから9年間の不登校になりました。4月、5月通うことが精一杯だった。それ以上は自分を説得できなかったし納得ができなかった。
コロナ禍により、新しい生活や環境や人間関係がこれまでとは変わってきた中で、私の考える不登校やひきこもり支援といった世の中との垣根はむしろ無くなりフラットになってきた気もします。私は自身の作品で
「大人の心の風通しになりたい」
と思っているからです。何度も様々の講演会やトークセッションで話していますが、不登校やひきこもり当事者は必ず自分で回復します。けれどそれには条件が必要です。家族や周囲の大人が元気であること。安定していること。笑っていることが必要です。と。自分を取り巻く環境が安心できるものと認識できて初めて内なる力は、心の治癒力は復活します。
「家族だからこそ話し合えない」
ちゃんと向き合って。ちゃんと考えて、真面目にあなたを守りたい。
周囲の思いが強いほど、当事者は現状に対して「罪悪感」にさいなまれ、良かれと思っている周囲の想いやヘルプは関係や心がぐちゃぐちゃになって行きます。それでもなお粘って粘ってあなたと向き合って、、、、なのになぜ。。。
これは我が家でもそうだったし、経験のある方も少なくないのでは?もう少し視点を変えると恋愛も同じなのではないでしょうか?
「きっとうまくいく恋愛術」なんて感じの本をあなた読んだことがあるかしら?
あなたと結婚したい、という思いが強いほど、逃げられちゃうってやつです。
この結婚して欲しい女性、または男性と
この学校へ行って欲しい母または父と
どこが共通なのかと言いますと
”あまり現状に幸福を感じていない”
です。そんな人にいくら応援されても、面倒を見てもらっても滲み出る感情は必ず伝わる。受け取った方からしたら責任と契約にしか感じません。
だから、だから風通しが必要なんです。
日常生活から少しだけ離れた場所で、家族では言えない事を向き合えないことを考える時間というものが。知らないから、素直になれる。
そんな経験あなたもありませんか?
私は日常目にするテーマや小道具を使用して作品を作ります。
それは見た人にとって背伸びする環境ではなく、自身の生活と対比して欲しいからふと可愛らしく思い出して欲しいから。
今回のテーマはNATTO、納豆です。
私は毎食のように納豆を食べます。3パック100円の安さとなんとなくの満腹感そして栄養が取れた気になっている。そうやってどうにか踊っているんですよ、毎日を。
私は今、粘っているのでしょうか?
3パック100円の粘りを見せているのでしょうか?
満腹感を感じたつもりになっているのでしょうか?
栄養のある日々をおくれているのでしょうか?
これは私の問いです。最近少しだけ素直に見えてきました。わがままになろうと思っています「我がのまま」で生きるために。みんなと同じ道なんて嫌だわ!私らしく生きるわ!なんてかっこいいものではない、みんなと同じようにできない自分が怖いのです。いつも。なので、わがままを追求する方を選んでいるだけです。
そんな思いをより一層高めてくれたのは4月にレジデンス制作として滞在した京都府京丹後市での作品「あなたのかげのかたち」です。
一部ですがYouTubeにあげましたのでぜひご覧ください。
ここでの思いや写真は改めてまた描きます。
ではでは、本当に今回は急遽の公演ではありますが、とても意味が詰まっています。そして子どもたちに、大人たちに知ってもらいたい素敵なゲストの大人が集まりました。ライブ配信は一切行いません。今回苦しいですが感染予防により客席も極小です。生で見てもらう意味を感じたから配信はやめました。凄く難しい状況です。今公演をすることは。それでも。今この時期にやる必要があるんです。
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「NATTO〜粘らなきゃいけないの?〜」
日時:2021年5月29日(土)
時間:昼の部 13:00〜
夜の部 19:00〜
※60分少しを予定しております。
料金:1枚2,500円
企画:asamicro
協力:NPO法人鎌倉あそび基地Largo/びーんずネット/テラコ学校
衣装:to_te
会場協力:BUKATSUDO
撮影:丹野雄二
ゲスト出演
知ってみる時間:滝田衛(七里ヶ丘子ども若者支援研究所)
考える時間:佐藤琢哉(ダンサー/OrganWorks)
想ってみる時間:小畑仁(シンガーソングライター)
サポート:egg life/egg life crew
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■チケット受付🎫
件名に「NATTO」記載して本文に
①お名前②ご希望の回③枚数④連絡先
をご明記の上、下記アドレスにお送りください!
egglife.performance@gmail.com
めっちゃ先着順です!
イベント詳細ページは
7歳の頃の私に、5月末見せてあげたかったな。
皆さま、どうかお力添えいただきたく思います!
会場で元気にお会いしましょう。待っています。
asamicro
制作活動を行うにあたり、あなたの力をどうか貸してください!ご支援頂いたサポートは国内・国外で朝ごはんダンスの展示やパフォーマンスが出来るように使わせていただきます。