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hundred days for you

金木犀の香りが空気に溶け込んだ秋晴れの朝、澄み渡る空を見上げながら公園で物思いにふけっていた。どうして金木犀って恋人を想起させるのだろう。肌寒いと恋人が欲しくなるのはなんでだろう。冬って恋人の季節なの?あーたしかにクリスマスとかね。。。

私は昔から恋愛体質だ。女子校に通ってた時ですら好きな人がいたくらい。記憶がある頃からずっと誰かのことが好きだった。さすがに今はいないけどね。
初めて付き合った彼氏と別れたばかりなのに、もう彼氏欲しいって言ってる自分キモイな〜なんて思いながら京都で過ごす最後の冬に思いを馳せる。楽しそうに付き合ってるカップルの話を聞いて、羨ましいな〜って思いながら、消化しきれていない元カレとの関係に自分が空中分解しそうになる。私にとっての初めての一年半は思いのほか重かったのかもしれない。別れたらいい所しか見えてこないってよく言うけど、旅行先でパソコン開かれてる時点でいい所だけ見えてくることなんてない。
無くなることの無い結婚願望に絡み取られて、しんどくなる気持ちと不安定な足元に今日も空気と顔を見合わせながら時を過ごしていく。

秋の記録。

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