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はじめて進路を決める~高校編~

  中学を卒業したら、嫌でも自分の進む道を自分で選択し進まなければいけないのって、なかなかハードルが高いんじゃないかなって思ってた。
 高校に行くにしても、どの高校にするのか。それとも就職するのか。

 人生100年として、
 たった産まれて14年しか経ってない。
 そんな状況で自分で選ぶなんて、本当に重い。だって情報も少ないし。
  みんなは、どうやって進路を決めたんだろう。

 当時のわたしは、なんにも考えてなくて。
 みんな高校に進学するっぽいから、じゃあわたしも高校に行くか。普通科とかに行って大学とかに進学してーでいっか。 とりあえず 奄美大島から出て、
広い世界を自分で体感できれば、ヨシ!
なんてことを思ってた。

 しかし、勉強嫌いなわたしは すっごいアホで、そもそも 普通科の高校に行くのすら厳しい状態。
 いやーどうしたもんか。
 さほど悩んでもいなくて、どうにでもなるかなーなんて考えてたある日。

 たまたま 休日だった母から
 お昼の団らん時。
『あんた 看護師なったら? 看護師だったら将来、食いっぱぐれないし。全国どこでも働けるよ』と言われた。

 はー看護師かぁ、思っても見なかった。
 ま、看護師になっておけば、確かに後々困ることはなさそうかも。
大学を卒業しても就職が厳しいとかいうのニュースでよく見るしなぁ。

 看護師免許取ったら、トントン拍子に人生歩めるんじゃないの。うんうん。
 なんにも思いつかないし、やってみようか。

 母の言葉が14歳のわたしに
 刺さった瞬間である。

そこから、試験勉強頑張って。
無事 高校の衛生看護科に入学することができた。

そして、今も看護師として生きている。

14歳で人生の道行きを考えるとき
難しく考えちゃうかも知れない。
 人生はリセットできないけれど、やり直せたり新しくはじめたり 自分次第でなんとかなるもの。

 かるーい気持ちではじめたやつのほうが
大抵上手くいくんだよな。

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