いつまでも いつか

初めての体験と 時々日常のことを わたしのNOTEに残してく。

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最近の記事

はじめて たばこを吸う

じいちゃんが目を細めて、美味しそうに吸ってるのは たばこ。 おいしいの?って聞いたら ふわっと笑ってうなづいた。 そうか そうか 煙だからお腹は膨れなさそうだけど、おいしいなら吸ってみたい。 子供の頃から好奇心は 強かった。 その日は 家に大人がいなかった。 わたしを含む きょうだいだけ。 これは チャンスかも。 じいちゃんが置いていった たばこ。 黄色と茶色の小さな箱に入ってるやつ。 手を伸ばして 火をつけた。 えーっと、タバコってど

    • はじめてラクダに乗る

      もう、けっこう前の話だ。 専門学校で一緒だった友人に会うため 鳥取県へ行ってきた。 鳥取 といえば、鳥取砂丘。 目の前に広がる サラサラの砂山。 砂漠には行ったことはないけど、こんな感じなのかなぁ? などと想像し 当時 まだ20代そこそこの若者だった わたしは 大はしゃぎで走り回ったものだ。 その砂丘では いろいろなアクテビティが用意されており 砂漠=ラクダ という安易なイメージの通り ラクダに乗れる というものがあった。 (もちろん お金がいります

      • はじめてお花見に行く

        京都には四季がある。 春にはうすピンク色の桜が咲いて、暖かくなってきて 心なしか町を歩く人たちも ウキウキしている。 それが わたしの春のイメージだ。 ところで、わたしが生まれ育った 奄美大島では、春がほぼ感じられない。 桜はヒガンザクラという名の 蛍光ピンク色のお花が咲くが、島に住んでいた当時には お花見など したことなかった。 なぜなら、花見をする文化がなかったから。 ある日の学校帰り道 今から八坂神社まで、お花見に行こうと誘われた。 電車を

        • はじめてCDを買う

          もう! 静かにしててって言ったでしょ! あー、また音が入っちゃった。失敗だ。 まだ我が家に音楽を楽しむ機械がなかったあの頃。昭和の時代を生きてきた子供ならわかると思うが、 テレビからテープに直接、録音して音楽を楽しむっていう手法で音楽を楽しんだはずだ。 しかしながら、テレビから録音するのって大概 家族に邪魔されるもので。 冒頭のわたしも、 テレビの前で録音機器をセッティングし よし!いい感じに録音できてる あと少し。 な、ところで急にカーテン閉められたり 掃除機

        はじめて たばこを吸う

          はじめて雪を体感する

          季節外れの話をしよう。 島から京都に出てきた 一年目の冬。 授業中、内容が頭に入らずに窓から外を眺めていると、 上の方から ひら ひら ひら と 白いほこりみたいのが 舞ってきた。 なんだろう? 上級生がなんかやってんのかな? これは ほこり?灰?? 少しすると、落ちてこなくなった。 なんだったんかなーと思っていたが、 帰り道で 友人が 『さっき 雪降ってたねぇ』って言ってきた。 ゆきぃぃ?? 雪降ってた? 降ってないよ、灰とかほ

          はじめて雪を体感する

          はじめて気まずいを感じる

          前回 無事、衛生看護科の高校に入学できたことを書いた。 今日のNOTEは、その少し前のお話。 高校の合格発表の話である。 高校の合否結果は、中学時の担任による電話連絡があり、それから友人達と 高校まで張り出されてある結果を確認しに行くという流れだった と記憶している。 合格したことは知ってても、結果を自分で確認する。 そんな機会は多分 この時だけだ。 せっかくだからと、友人達と高校まで、行くことにした。 情報処理科と家政科は、同じ校舎で張り出されてあるのに

          はじめて気まずいを感じる

          はじめて進路を決める~高校編~

          中学を卒業したら、嫌でも自分の進む道を自分で選択し進まなければいけないのって、なかなかハードルが高いんじゃないかなって思ってた。 高校に行くにしても、どの高校にするのか。それとも就職するのか。 人生100年として、 たった産まれて14年しか経ってない。 そんな状況で自分で選ぶなんて、本当に重い。だって情報も少ないし。 みんなは、どうやって進路を決めたんだろう。 当時のわたしは、なんにも考えてなくて。 みんな高校に進学するっぽいから、じゃあわたしも高校に

          はじめて進路を決める~高校編~

          はじめて自動改札機を通る

          高校卒業後、生まれ育った奄美大島を出て京都にやってきた。 田舎者のわたしはそれだけでもう踊りまくって浮かれ放題だった。 少し街中から離れていたけれど。 街まで電車で行けるのだ。 バスもあるけど、電車という奄美大島には走ってない乗り物のほうが サッと移動できるし。友達と横に鳴らんでおしゃべりなんかもできるのだ。 早速 乗ってみることにした。 切符を買って、自動改札機に切符を入れれば あとは電車に乗るだけ。 字で書けば簡単だ。 しかし、 わたし スマー

          はじめて自動改札機を通る

          はじめてエスカレーターに乗る

          わたしは奄美大島で生まれて育った。 奄美大島って今でこそ 都会っぽくなってきたが、わたしがいた頃は本当に田舎まみれだった。それでも大好きな街では、あるのだが。 記憶は朧気だが、中学生だったあの頃の ある日 島の新聞(南海日々新聞)に 奄美空港にエスカレーターが設置された っていう記事が載った(ような気がする ) で。その週の日曜日。 我々 家族は奄美空港へ。 何しに?ってそんなの決まってる。 『エスカレーターに乗りにいく』 奄美大島にはじめてエスカレータ

          はじめてエスカレーターに乗る

          初めてをはじめる

          NOTEをはじめたけれど、迷走してました。 何を書いたら良いんだろう。 仕事のことでもって思って 少し書いてたこともあったけど、仕事がしんどくて。 仕事の人間関係やらいろんなことがしんどくて、全然進まなくて放置してました。 仕事を一年 辞めてみたら、なにかスキルを身につけて自己表現的なことがしてみたいなぁなんて 思うように。 45歳の誕生日を迎えたあと 唐突に そうだ! わたしがわりと得意な文章スキルを磨こう! そして、わたしが楽しいって思うことを表現しようって 頭のなかに

          初めてをはじめる