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#29 休日

私は休日が大好き。何も考えずゴロゴロする、無駄な時間だとわかっていながらもゴロゴロする、そんな無駄そうな1日を過ごすことが人生で一番幸せ。

最近この考えからちょっとずつシフトしてきている気がする。

日本で大学生をしていたときに比べて、留学に来てから忙しくはありつつも「暇」と呼べる時間が増えた。課題は多いけれど、日本にいるときと違って土日にバイトをしていないから、休もうと思えば休める時間は物理的にある。

でも最近、休日にただゴロゴロしていることがめっきり減った。

ルーティーン的に7時に起きること、部屋にはルームメイトがいること、色々原因はあるのだろうと思う。でも、この前久しぶりにひとりの時間があって久しぶりにゴロゴロするかあ〜って思ってベッドの上にいたのだけど、何か落ち着かずに結局外に出た。

昔の自分からしたら考えられない変化。小学生のときとかは特に、受験もしない、習い事も特にしていないなどの理由で土日が完全に休みで、その度に家でぼーっとしてた。何時間でもぼーっとしてられたし、「家でじっとしてられない、何かしたい!」みたいな考えの人を不思議に思っていた。

中高に上がってからも適当に受験勉強だけして適当に生きて、ゴロゴロできるときは一生携帯見て、携帯のスクリーンタイムの平均が10時間超えることなんか当たり前やった。(恐怖)

大学にあがってからは一転、課題多いし土日は朝から晩までバイトやしで「休日」と呼べる日が存在せず、ゴロゴロしたい、、とずっと思っていた。だからこそ、留学してから念願のゴロゴロできるタイムを手にして幸せなはずなのに、なんとびっくりゴロゴロできない体になってしまっていた。

あの怠惰な自分が、朝早起きして勉強するルーティーン生活を、休日にゴロゴロしたいと思わなくなるまで続けられたなんて、、奇跡か何かか、、

今までは金曜日の夜が来るたびに「休日だ!」という気持ちになって嬉しかったけど、最近はそこそこ。授業ない嬉しさは今ももちろんあるのだけど、それと同時に、授業で会える友だちに会えないんだなあってちょっと寂しく思うことも。

これは下書きに書いてボツになった記事に書いたことなのだけれど、最近授業で話せる友だちが1クラスに少なくとも1人はいる。それだけで授業に行くモチベーションが上がる。それどころか、「休日かあ」ってちょっと思うくらいには授業が恋しくなっている自分がいる。びっくり。ありがとう友だちのみんな。

今学期はちょこちょこ人間関係が安定していて、それも休日にゴロゴロするのが好きじゃなくなった原因なのかも。休日はゴロゴロするか課題するものっていう考えから、友だちと遊んでもいいんだっていうマインドにちょこっと変わってきて、休日に外に出ることに多少抵抗が減ってきた。

友だちは狭く深くタイプだったけど、今学期勇気をちょぴっと出してほんの少しだけ友好関係を広くできたのが結果的にいい風に作用したのかも。

とりとめのない文章ですが自分の中では大きな変化だったので備忘録として。


【余談】

最近英語言語学の先生から、よく話しかけられていた。その先生は、英語言語学の授業に英語を母語としない人がいて嬉しいって言ってたからそのせいかなあ〜と思っていたのだけど、それにしてもやたらと話しかけてくれるからなんでだろうと思っていた。

するとある日びっくりする一言。

「僕実はもしかしたら君の日本の大学で来年から働くことになるかもしれないんだ」と。

え〜!そんなことあるんかあ、縁ってすごいなあ。と、謎に感動。自分の大学に関してもよく質問されていたので疑問が一気に解消された気持ち。もし本当に自分の大学に来てくれるなら嬉しいし、日本でもまた交流を続けていけるといいな。

その先生の授業での1コマ。自分がいるからか、よく日本語の例を出してくれる。ありがたい。