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「ならぬことは、ならぬものです」会津藩の「什の掟」にルーツが…“伝説の記者”柳澤秀夫さんの仕事

ずっとまっすぐ。何にもまみれない。

そんな、ジャーナリスト・柳澤秀夫さんの仕事に対する姿勢は、幼少期から教えられてきた、ふるさと、福島県会津若松市に伝わる会津藩の教え、「ならぬことは、ならぬものです」で締めくくられる「什の掟」にルーツがあると言います。

現在は主にコメンテーターとして活躍する柳澤さんは、NHK時代に「伝説の記者」と呼ばれた存在。カンボジア内戦、日航機墜落事故、湾岸戦争、東日本大震災など国内外の数々の事件・事故、戦場取材に奔走、湾岸戦争時には、日本人として初めてバグダッドに入り戦争の惨状をリポートしました。

時に予定調和を破る発言で人々の心を揺さぶり、何かに迎合することなく、歳を重ねても、いい意味での"青さ“を失わない柳澤さんが、これまで、何を経験し、どんなことを考えてきたのか。自身初のエッセイ集となった『記者失格』というタイトルには、その想いが集約されています。

メディアの仕事をしている、あるいは目指している方々、また、自分の考えを貫いたり言葉にしたりすることの困難さに直面している人、人生の軸足をどこに置くべきかに悩む人にも、ぜひ読んでいただきたい選りすぐりの10話を公開します。

(写真撮影:今村拓馬)

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