絵恋ちゃん現場に通ってみた。

私は絵恋ちゃんオタクの万年新規!あーちゃんです。現場ではTwitterからの情報で何故かあーちゃんさん⤴︎と呼んでくれます。さかなクンさんみたいで楽しいですね、

私は幼少からバンドギャル通称バンギャ歴が長く、通ってたバンドも卒業し、ボカロ、アニメ、パチンコ、競馬、スポーツジム、ツイキャスと一通り難民を経てどうもしっくり来ない数年を過ごしたある日YouTubeの あなたへのおすすめ から絵恋ちゃんを知る。

そこは異世界が繰り広げられていた

推しが可愛いとかの語りはみんな知ってるから割愛するとして勝手に調べてね、上手と下手にスケブが上がり(2018年当初)オタクが決まったパートをコール?をする何とも不思議な一体型ライブが織り成されていた。

リアルが激務になった年末から上半期をしばらく動画で楽しんでいたのだが、ある日通い慣れたライブハウスで絵恋ちゃんがライブをした。夏だった。なんとなく、フラッと行った。

絵恋ちゃんの現場はTwitterが重要みたいだった。(今思えば当然)当時私のアカウントはハマってた乙女ゲー用情報収集垢だった。Twitterの重要性や使用頻度も低かった。絵恋ちゃんをフォローしたら、一気に世界が広がっていろんな情報が出てきた。勿論HPを調べるのも大事だがTwitterの方が臨場感があり、通知をとれば情報をリアタイで知れた。

平日のたまの休みに数年ぶりに新宿ロフトに到着した。ノスタルジーーー!フロアに進むと対バンで名前を見たアイドルが歌い踊る。地下アイドルの知識ゼロの私には、全く知らない世界が数メートル先で繰り広げられていた。後ろで立ち尽くし何分経ったのか分からなくなり煙草吸いたいなぁとソワソワした頃に絵恋ちゃん登場

YouTubeの子だ!本物だぁ。いや待てよ…何これ歌ってるの!?

なんと絵恋ちゃんが凄かったのは声だった。凄く通る何とも可愛いクセのある可愛い感じ。ずっとバンドサウンドばかり聴いてきたが、私の好きな女性ボーカルをしいて上げるとすれば

やくしまるえつこさんと、田村ゆかりさんなのだが、比べてないし似ていない。なんとも形容し難いのだが、とても濃密な声だった。マイクから音源が流れているような衝撃的うまさだった。

公演後、謎の列に並び訳の分からないままチェキをツーショットで撮る

私「可愛い、、」

え「だよね〜絵恋もそう思うっ」

なんと理想的な!小柄で可愛くて良いライブをする強気で自信家の女の子像は、私の憧れでもあった。まぁそんなひょんなことから通うようになるのだが、絵恋ちゃんはまさに神対応の連続で余程無理なスケジュールでない限り通わない理由が無くなった。

絵恋ちゃん現場はすごく独特に感じた。群れないような妙な馴れ合いもなく、それでいて困った時は慣れてる感じの人に聞くとサクッと教えてくれるが深入りしない。なんとも心地よい距離感が数年続いている。

ヴィジュアル系バンドで3年だと勝負をかける年で、それまでに売れたり話題性がないと微妙〜と個人的に判断する年月であったが、絵恋ちゃん現場は何とまぁ古参が本当の大古参だった。

それは絵恋ちゃんの活動の長さと実績におけるものだと思う。私はバンギャの中でも縦社会出身なので古参リスペクト全開で通った(今ももちろんそう)古参が繋いでくれた縁で今の私に届き、繋がったのだ。誠に感謝している。敬礼

現場に通って数えられる程度の時から古参マウント大歓迎だし、むしろ知らない情報や過去のことなど沢山教えて欲しかったくらいなのだが、勿論古参マウント無し。居ても少数派だし恐いとか悪意のある感じでなく、込み入ったルール等を教えてくれる人もいて助かった事も。

絵恋ちゃん現場に行くちょっと前に某ラウド系バンドのライブに数回通ったのだが、学生が多く1人だと浮いてまじで辛い上にテンション上がってヘドバンしたら(バンギャだw)(バンギャのヘドバン草ァ)と微かに聞こえたり、メンバーもかなりの塩対応だったwそんな事で行くのを辞める程度の好きだったのかもしれない。

でも絵恋ちゃん現場でバンギャだった事とか感覚の違いを否定的に言われたことなんて一度もなくて(むしろ異文化を楽しむ会話をしてくれてた。)そういえばリリイベの時は絵恋ちゃんにTwitterから知ったのか、バンギャにも広めていいよ、と肯定的な意見を頂いた事もあった。

何というか「大人向けのお一人様が沢山集まったような」場所で、群れてなんぼ!みたいな社会の縮図のような地獄や思春期が爆発しているバチバチ、派閥、抗争、タイマン、殴り合い、常連(古参)の圧、が全くなかった。最初はそれが逆に不安だったのだが、余計な事は考えず

とにかくまっすぐ推しを尊び推せば良かったのだ。

最前交渉(最前管理?)すら対バンだとあるのか?知らんがとにかく古参は交渉ではなく一人一人がただ努力して早番を取るという、なんとも真っ直ぐな現場で古参と親しくなればツルツル〜っと最前か?とやましい考えなど一掃されることになった。

TOは絵恋ちゃんと自称するだけあって、お客さん同士の厄介ごとが皆無で今まで過ごして来てしまった。馴れ合いは上手くいってる時は楽しいけど距離感間違えると傷付いたり知らなくて良い事も世の中にはあったりするものだが、とても優しく大人な印象を受けた。

長い活動の中で時たまアクシデントが起こったりするのだが、私は未熟だから感情的になってしまってはお得意のツイ消しをするような相変わらず黒歴史更新中なのだが、生暖かく見守られた上に時には 推しが理不尽な目に遭った時「あーちゃんTwitter見たよ、怒ってもいいと思う。おじさんになっちゃうとね、もう怒る元気もないんだよ。勢いのある人が来てくれて嬉しい」と謎の激励まで受けたこともあったw

こんな生ぬるくて良いのだろうか?

とまぁここまでの怪文が一昨年保存されていた。痛々しいけど読み返しても同じ気持ちだった。2023年になった現在も私は絵恋ちゃんが好きで、絶賛ツアー中。
https://eren.sorashi.com/pirates/

新規の時は行けなかったレポを悔しいのう悔しいのう!と見ていたが5年経つとありがてぇになっていた。
コロナ禍明けのツアーでかなり作り込まれていて、東京公演最高だった。

はぁ(´-‎ࡇ‐`)遠征してぇ…💸


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